初めてのひとりディズニー体験記
ひとりで東京ディズニーシーに行きました。
猛烈なディズニーファンというわけではなく、
子どもの頃から年に数回行くか行かないか程度の「好き」なんですが、
「一度でいいからひとりディズニーしたい!」という願望があって。
今回それを叶えてきました。
(余談ですが、今年は「ひとりで寝台列車に乗る」という目標も達成)
<ゲートの先に火山が見えるとワクワクしますね。いい演出>
ベネチアっぽいエリアにはキャンドル屋さんや芸術家の家?などがあって、本当の街っぽい。本場のベネチアをさらに衛生的にした感じ。
汐留のイタリア街とは全然違います。
隅々までこだわっているのが分かるので、じっくり見て考察するのが楽しいですね。詳しい人が一緒にいたら解説をお願いしたいものです。
<子どもの頃、風船買ってもらったな>
さて、入場早々ブランチです。
「ニューヨークデリ」でメルトサンドをビールで流し込みます。ニューヨーカーになった気分。
ニューヨーカーが食べてるかは知りませんがおいしかったです。
鳩もご来店。
店の奥まで行きましたが、この後どうなったんでしょう。
まさかルーベン・ホットサンドに...?
<「D409」っていうのナンバープレートにも意味があるのでしょうか>
ひとりディズニーでやりたかったことの1つに、「園内の動物を探すこと」もありました。
ドバト、スズメ、カラス、ホシハジロ(と思しき鳥)を発見。
ドバトはいたけどキジバトは見つけられず。賑やかな場所にはいないか。
ちなみに昔、シーで野良猫を見たことがあります。
<ホシハジロ(?)たちの見事なソーシャルディスタンス>
アトラクションは7種を計8回楽しみました。
「タートル・トーク」(賢い亀ですなぁ)
「シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ」(「人生は冒険だ」っていい歌詞ですね)
「マジックランプシアター」(シャバーンが全然悪者じゃないので気の毒)
「インディ・ジョーンズ®・アドベンチャー: クリスタルスカルの魔宮」(好きすぎて2回乗車)
「ソアリン:ファンタスティック・フライト」(感動して涙出た...)
「レイジングスピリッツ」(360°回るの意外と怖くない)
「センター・オブ・ジ・アース」(考察しがいのある造形が素晴らしい。あとは乗り終わったところにある「人生は素晴らしき冒険旅行」という言葉に胸を打たれました)
私の好きな「インディー・ジョーンズ®」
の待ち時間で「都市で進化する生物たち “ダーウィン”が街にやってくる」
( 著者:メノ・スヒルトハウゼン )を読みました。
「島嶼生物地理」ってディズニーシーにも当てはまらないか?と妄想していたら楽しくて、待ち時間も退屈にはなりませんでした。
ちなみにアトラクションは最長で50分待ち、最低で数分と、
コロナ前と比べてかなり空いていました。
<サンリオのシナモロール...>
アトラクションの中でも印象深いのは、初めて乗った「ソアリン」。
思いのほかよくて感激です。
VRより没入感がすごい。鳥になれました、私。
人はずっと鳥に憧れてきたんだよな、
コロナだけど世界には素晴らしい場所がたくさんあって、
人が生きているんだよな、
鳥たちはそれを自由に見てるんだよな。
なーんてことを思ったら涙がほろり...。
あとは、あの大画面で耐えうる映像を撮影できる技術、
そもそもなぜあんな大画面で綺麗に映像が写せるのか。
提供元の新菱冷熱工業株式会社さん、すごいです。感心しました。
<「ソアリン」は博物館がテーマだそう。素敵な待機場所でした>
陽が落ちてからの雰囲気も大変良いです。ロマンチックです。
なんだかんだ朝からいましたが、
写真撮ったりアトラクション乗ったりお酒飲んだりで、あっという間。
「もっと遊びたい!」と寂しくなります。
<閉園までまだ時間があるのにこんなに人がいない光景は初めてです>
ひとりの寂しさよりも、子どもの頃と同じ「まだ帰りたくないよ〜」という寂しさの方が大きいです。
それから「あぁそういえばコロナ禍だった...」という軽い絶望感。
とはいえ、せっかく夢の国に来たのですから、
クリスマスムードを楽しみます。
<カメラ持ってるとやりがちな構図>
想像以上に楽しかったひとりディズニー。
ファンタジー感満載のランドも好きだけど、リアルな街っぽさがあるシーが大好きになりました。
「作り物でしょ」なんて茶化したい気持ちも分かるけど、
人が作りこんだ物だからこそ感動できるんだよなぁ、としみじみ思います。
作り物だろうと自然だろうと、いいものはいい。
<帰りは地球が見えるのもまたなんともいえない。ニクイ演出ですね>
余談ですが。
楽しくて幸せな気持ちで布団に入ったのに悪夢を見ました。
すっごく楽しかったんですけどね、おかしいな。
ただ、ひとりディズニー症候群になったのか
翌日にもまたチケットを買って行きそうになりました。
これはハマる人の気持ちが分かります。本当に楽しい。
ということで。
ひとりディズニー体験記、以上です!