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春にして君を離れる、読書運とシンクロニシティの正体(下)

始まりは、
この人生相談のアンサーが幾重にも配慮され
素晴らしいという
Twitterのリツイートを踏んでみたのがきっかけだった。


それは鴻上尚史さん連載で、
よかれと思って相談にのっていた友人から絶交されたというもの。


相談者の無意識の優越感について言及し、
それをより理解してもらうためのテキストとして
〈春にして君を離れる〉を引用していた。


(アガサ・クリスティーってミステリーだけじゃないんだ)


(ポワロ・・・)


(へぇ…AMAZONの書評覗こっかな)


そしてこの数日、女性誌やファッション誌の
書評欄を開ければ
コラムを読めば出てくるのだ

〈春にして君を離れ〉


そして、書店に行くとまさに先日の帯で並んでいるのに遭遇する。

〈春にして君を離れ〉


....................!!!!

そう、これは”読み!”なんだ!!!

鈴の音が聞こえる、しゃんしゃんと。
徳川将軍が大奥への訪れを告げる例のあのシーンみたいに。
今で合うべき本が、御鈴廊下を渡って総振れをしにきたように鳴る。


世界からリタゲされたらもうしょうがない、読もう!


感想はいずれ。


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