雨宮“佐藤”明日香

専門学校(コンサート・イベント科)→LIVE舞台制作→旅行会社→洋食喫茶「日月日」経営→建築系月刊誌・書籍編集、「大船美食会」主宰→今秋?海外移住予定 渡航歴ペルー・ボリビア・チリ・スリランカ・スペイン・メキシコ・キューバ・ミャンマー・トルコ・ジョージア他 写真はすべて撮影=私

雨宮“佐藤”明日香

専門学校(コンサート・イベント科)→LIVE舞台制作→旅行会社→洋食喫茶「日月日」経営→建築系月刊誌・書籍編集、「大船美食会」主宰→今秋?海外移住予定 渡航歴ペルー・ボリビア・チリ・スリランカ・スペイン・メキシコ・キューバ・ミャンマー・トルコ・ジョージア他 写真はすべて撮影=私

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HIPHOPと都市・まち〈松戸編〉ストリートカルチャーを体験するイベントXP19

HIPHOPを聴き始めたのは最近で、不勉強なのだけれど、惹かれる理由にあるのが、他者へのリスペクトと都市との関係だ。 もっとも有名なのが、コンプトンとN.W.Aだろう。1986年にそれまで全く無名だったまちからデビューアルバムの名の通り「ストレイト・アウタ」した。彼らはまちで起きている〝クソみたいな〟惨状をラップにのせた。 ワルぶっているからわかりづらいけど、全米に発信することでなんとか地域の悲惨な現状を知ってほしいという思いがあると感じた。 彼らは犯罪以外でスターになる/

    • HIPHOPと都市・まち〈戸塚編〉ドリームランドとドリームハイツとHIPHOPドリーム

      行ったこともない遊園地に魅了されている。 住んでいる大船駅からモノレールで8分、かつて「ドリームランド」という遊園地があった、らしい。 その存在を知ったとき、その存在は消え失せていた。 横浜ドリームランドが気になる。 どうにも気になる。 ドリームの残り香を求めて、ドリームハイツ行きのバスに乗った。 ドリームハイツとサ上とロ吉 きっかけは、ドリームランド併設のその名も「ドリームハイツ」という団地出身のHIPHOPアーティスト、サイプレス上野(サ上)とロベルト吉野(ロ吉

      • Google maps頼りのジョージア(グルジア)トビリシ旅行 *更新中…

        2018年に訪れたジョージア、だいぶ経ってしまったけどいまだに日本語ガイドブックがほとんどないようなので(どうやらタイムリーに3月末に発売されるらしい!)、これから旅行を予定されている方にとって少しでも旅のヒント/ガイドになればよいかなという軽い旅行記。 ※ちょうど発表がありコロナウイルス対策のため3/21より期間未定でジョージア発着のフライトが全便キャンセルとなっています。渡航情報は外務省ページより要確認を https://www.anzen.mofa.go.jp/od/

        • 制作されつつ上映される映画『NUFONIA MUST FALL』 A movie that is screening while showing the production stage

          (下手くそだけど英語訳にトライしてみる。I can't write English,But I try.Apologize for the mistake first before you read.Please tolerate!) 開演前のステージ場にはあらかじめ「The End」が存在していた。 これだけでニヤつき、面白いことが起こると確信した。 "The End" had already existed on the stage before the perfor

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          「無形」であることの可笑しみと迫力 大磯の左義長

          「人魚の肉、食べたか?」 祭りのフィナーレ、大活躍だった男衆にすすめられ、味も形も豆腐によく似たそれを口にする。 湘南発祥の地、大磯の左義長は、ただのどんど焼きではなかった。 ながーい棒を持った人たちが海辺にわらわら集まってきて、9つのサイトに一斉に火が放たれ大炎上、ふんどし姿の男衆は海に入り綱引きし、その後木ゾリに乗って引かれ唄い、最終的に豆腐…じゃなかった人魚の肉を食べるという奇祭であった。 セエトバレエとヤンナゴッコ大磯町のホームページにはこのように由来が説明され

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          馬と会う「公園」になった 最古と最新の競馬場、どちらと馬が合う?

          「どこぞのヨーロッパか!」と言いたくなるこの景色は、根岸森林公園に遺る旧根岸競馬場。 このカッコいい建物を眺めながらピクニックできる、イカした公園だ。 そしてこれが、最新のエンタメ競馬場「川崎競馬場」。1950年の開場から更新を続けている。 「危ないから競馬場には近づくな」なんて言われていた子ども時代、現在は競馬場の芝生で子どもが遊んでいる。 図らずも最古と最新の競馬場を見ることになったが、両競馬場とも「公園」になっていたのが印象的だった。 日本初本格的洋式競馬場「

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          たくましき生活の美 小伊津町フリースタイル

          初めて来た漁村、その自治会館の台所。 夫が刺身をつくり、私はあら汁の味噌をといている。 …この巻き込まれ具合、最高だ。 ここは島根県出雲市にある漁村集落「小伊津町」。 三年ほど連載の編集をさせていただいた縁で、 冨永祥子研究室の集落調査に少しだけ参加させてもらう機に恵まれた。 この日はまず集落を歩いてみる日。 一番低い漁港から複雑な街路を上っていく。 「東京にはこんなところないでしょう?」 と、通りかかったおばあちゃん。 「家の中も階段だらけ」と中を見せてくれ、

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          家披楽喜(いえびらき) 住宅放浪記 1 ウチとソトの親密な関係/a-blanc 2015.8

          オープンハウス、 建築見学会には どんなヒトが やってくるのか。 開かれた家でのひきこもごも。 オープンハウスよく呼ばれるけど発表する機会がなくて申し訳ないなーと思って始めた連載シリーズ。文字数は1000字縛りで凝縮。建築評論というよりは人間模様がテーマかな *『建築ジャーナル』2015年8月号より転載 建物は、ウチとソトを隔てるもの。だが、a-blancは建つことでウチとソトを媒介する。 猫のすみか は本棚にある。30 代のMさんは将来の同居猫との出会いを待つ。奥様の

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          年間100冊のミステリー小説読書が無駄じゃなかった話 〈書評〉『(仮)ヴィラ・アーク設計主旨 VILLA ARC(tentative)』ー建築基準法をクリアした 「館もの」

          「ミステリー小説読み」は、インテリ種族からすると鼻で笑われることが多い。 …でも私はミステリーが大好きなんだっ!、と小さい声で年間100冊ほどのミステリー小説を読んできた。そんな思いが報われた、自分でも気に入ってる文章。まさか建築系月刊誌の編集をしていてミステリーの書評を書かせてもらえるなんて。機会をくださった建築家で小説家の家原英生さん、ありがとう。ミステリー小説、ありがとう。 *以下、『建築ジャーナル』2017年7月号より転載 建築家の筆による「館もの」ミステリー  

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          最初の読者である編集者が読む-1「現代建築家宣言」|若林拓哉(『建築ジャーナル』連載)

          編集者というのは著者でもないし、デザイナーでもない。 ちっぽけな存在だと自認しているが、 一番初めの読者で、その記事を誰よりも愛する人であることは確かだ。 というわけで、編集担当している連載を、一ファンとして勝手に推していきたい。 (文中の私の毒舌や見解は著者とは無関係であることを先に断っておく) まずはじめに紹介する連載は、「現代建築家宣言」だ。 「現代建築家宣言」は、 建築界のこの底知れぬ閉塞感と、夢のなさを肌身で実感する平成生まれの 20代建築家が、それでも建築

          最初の読者である編集者が読む-1「現代建築家宣言」|若林拓哉(『建築ジャーナル』連載)