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『実は僕、統合失調症なんです!』障がい者意識が芽生えた僕は偏見に葛藤する。
こんにちは、あまたつです。
今回は障がい者と偏見というテーマでやっていきます。僕は統合失調症の他に躁鬱病やアスペルガー症候群などを抱えています。それらを自覚した時はまだ障がい者意識を持っていませんでした。
統合失調症を発症し生活してから「自分は障がい者なんだ」と自覚するようになってきました。
障がい者枠で一般企業で働いていた時はうつに悩まされながらも、健常者と変わらずに働けていたので障害はあるものの障がい者意識は薄かったです。
しかし統合失調症が発症すると自分が障がい者なんだと強く思うようになりました。
統合失調症は脳の機能(集中力や記憶力、遂行機能など)が落ちる病気で以前出来たことができなくなることが増えていきました。
バイトをやろうとスーパーなどでレジ打ちする姿を見ていても、自分にはレジ打ちできないんじゃないか思うできない病(自称)に支配されます。ダメ人間になったと思う日もあります。
そんな時は今やれることは何かないかを考えます。
過去のできていた自分と比較するのは統合失調症の悪い癖です。過去を切り離して未来に希望を作ることが大切だと思いました。
また交遊関係でも影響があります。遊びを誘ってくれた友達に統合失調症を打ち明けると、やんわりと遊ぶ約束がなくなることがあったりしました。またラインが返ってこなくなることも増えました
「統合失調症って言ってはいけない病気なんだ」と思いました。統合失調症を理解して欲しいというのは傲慢なんでしょうか。
統合失調症だと知っても前と同じように接してほしい、少しでも理解して欲しいという気持ちで『実は僕、統合失調症なんです!』の連載を始めました。
理解してもらえるかは相手次第です。無理に理解してもらおうとしてはいけないものなんだなと思っています。
統合失調症の偏見はまだ強いと思っています。精神分裂病を知る時代の人にはかなり偏見はあると思います。
今は医療が充実し統合失調症の人でも働ける時代になりましたし、健常者と変わらずに元気に過ごす人もいます。
打ち明ける前に「きっと偏見の目で見られるな」と思ってしまい友達に食事を誘われても断ることが多くなりました。
自分の殻に閉じこもっていました。自分で勝手に被害妄想を膨らませていたんです。
友達の中には統合失調症になる前と同じように接してくれる友人もいます。
しかしそんな友人は少ないです。
でも統合失調症だと伝えれば理解してくれるかもしれません。
会いたいけど会いたくない。そんな気分でした。また結婚式の誘いもありましたが不安が強くなり体調を崩してしまいました。結局リモートで参加しました。
友人にLINEで連絡すると仕事の話などになりますが障がい者が働くB型作業所で働いているのであまり語りたくありません。
また一般企業で働いていた過去と比べ自己劣等感に苛まれていました。
また仕事もバリバリやって、結婚する友人たちを見て自分とはまるで違う世界の住人になった気がします。
まっとうな人間レースから外れた僕はどこを目指していけばいいのか悩む時期もありました。
そんな僕は友人の勧めもあり、ブログを始めました。
日頃の葛藤や胸に抱える悩みなどをブログでまとめるようになりました。そして同じ境遇の仲間が読んでくれたり共感してくれることに喜びを感じました。
「自分の苦しんだ体験は無駄じゃない。誰かのためになっているんだ」と気付けました。
また病気を抱えてない人も僕のブログを読んでくれる人がたくさんいるので統合失調症の偏見が薄まればなと思います。
『実は僕、統合失調症なんです!』は統合失調症を知らない人向けに連載し始めました。また出版を目指して書いています。
障がい者を抱える人には共感してもらいたいです。
「実は僕、統合失調症なんです!」と友人に打ち明けたり、友人に読んでもらい理解を深めて偏見を薄くしていくのが目的です
連載もあとわずかですか、スキやコメントでの応援よろしくお願いします。