自分のおかげ
3人目のいきしぶり経験。
いきしぶりが入ると、
長期休みってとっても楽に感じる。
11月から2月まで、
長女のねっちは保育園に行きたがらなかった。
今までも行く気分じゃなくて仕事がない時は休んでたけど、
その頃と違って本気で行きたがっていなかった。
布団にもぐって出てこない。
服を着せても脱ぐ、連れて行こうとすると
蹴る殴る。
本人の中で何かしらの成長段階、葛藤の時期だった。
長男次男の時の学びから、
保育園に行く「目的」ができるように
先生と相談して
あの手この手を使ってみる。
学校は行かなくてもいいんだけど、
保育園は行ってほしいんだよな~。
遊びのバリエーションがやっぱり違うから。
お姉さん気質があるように感じるねっち。
給食の数を先生と一緒に書きにいくという役割を
与えてもらった。
朝、「お仕事頼まれてるでしょ。
ねっちが行かないと先生も困っちゃうよ。」
仕事が入っていて
なんとしても保育園に行ってほしかった日、
私は説得に入った。
でもその返答が
「嘘ばっか。」だった。
この子も、大人の裏側、全部分かってるなと思った。
3月から、ねっちは行く気が戻り、
朝の私のストレスなく
保育園に行くようになって、
年少さんが終了した。
園長先生に、
「ほんと、変わりましたよ。すごいですよ!!」
そう声をかけられて
涙がぽろぽろ出てくる私がいた。
今回の対応が報われた感覚も
もちろんあったけど、
なぜかその涙を流しているときに
感じたのは
長男の不登園不登校で苦しんでいた昔の自分。
長男の時には
無理やり行かせることは
その後をこじらせる要因になっていた。
無理やり行かせることで
余計にこじれて長男の気持ちを
ぼろぼろにしてしまったのは私。
そんな気持ちが私のトラウマにもなっていた。
5年経って、
長女の対応で自分も納得したことで、
やっと5年前に自分のした行動を
自分自身を許してあげることができた。
そんな感覚の涙だった。
私、やっと許せたのかな。
その時のがんばってた自分を
やっと認めてあげられたのかな。
長男の不登園、不登校のおかげで
私は生き方を変えることができた。
それは心底そう思う。
不登園不登校を起こしてくれなかったら
私はいつまでたっても
自分がないまま、
他人の評価の中を生きていたと思う。
でも、あの対応をした私自身のことは
ずっと許すことができていなかったんだな。
そんな風に感じた。
もうね、いいよ、許すよ。
自分自身にそんな声をかけたら
余計に泣けてきた。
今回の長女ねっちのいきしぶり。
私の中でとても収穫があった。
長男の時は
私の将来への不安から動いてた。
私の不安を押し付けて
私の不安を長男に学校に行ってもらうことで
解消してもらおうとしてたんだと思う。
次男の時は
学校へ行く行かない含め
時間の過ごし方は自分で決めて選択する、
「今」を楽しむことを大事にする。
そんなスタンスだった。
でも実際行かないとなった時、
私の中に複雑な気持ちもあったけど、
そこは置いといて、流した部分があったかな。
そして今回の長女のいきしぶり。
私がしたことは
客観的に長女の中に何が起こっているのか、
そこを確認しつつ、
私がどんな状況に何に反応をしているかをみて、
起こってくる感情を観察していた。
保育園の先生の意見も聴きながら
長女の状態をみる。
来てしまえば本当に生き生きしてますよ、
そう言われても、
送り出すまでが一番大変で、
そこは母親が
ひとりでがんばるしかないのがつらいんです、
そんなことも先生に伝えながら話した。
自分自身がどこを大事にしていきたいのか、
私は一体どんな自分でいたいのか、
そこも問いかけ続けた日々だった。
本人の状態と私の状態を分けたうえで
これはしたくなかったと思った対応をしたときにも、
その後に私の中に起こっていたことを
ねっちにも話したり、
長男次男にも相談したり、
ねっちの話も聴いたりしながら
右往左往できたのが
とっても収穫だった。
https://note.com/amanesuko/n/n01c92e0792d0
子供たちの大きな困ったがあったおかげで
今の私がある。
でも、今の私があるのは
自分のおかげでもあったんじゃん!!
自分を許してあげたら
そんな感情も出てきた。
そう思ったら
自分自身をしっかり抱きしめてあげたくなった。
それから私は夜寝る前と朝起きたときに
セルフハグをしてる。
自分の手のあったかさを
肩に感じながら
少し口角をあげる。
そうすると
奥底でちょっと照れながらも喜ぶ自分がいる😊
おかげだなと思ったとき、
これからはそこに
自分のおかげもあるよって
自分をねぎらってあげようと思う✨
長男の不登園が始まった5年前。
5年経ってやっと、
その時の自分を許してあげられた感覚。
表面上はよくがんばったよとか思ってたけど、
心底許してはなかったんだなって今回わかった。
この時の後悔を埋めるために
今までは不登校児の声を届けようとしていた気もする。
でもこれからは、
後悔を埋めるためじゃなくて、
これからを創っていくために
子供たちの声も自分の声も
発していきたいと思う😊
https://note.com/amanesuko/n/n01c92e0792d0