フリーランスによるデジタルデトックスは可能か
週に一冊は本を読むというのを目標にしています。
先月から自宅にある本を再読することにして、仕事の合間に読んでいます。
一緒に積読も消費。
普段はミステリーやら文芸を呼んでることが多いのですが、今週は星渉さんの神時間力を読んでいました。
話の中で、登場人物の一人である黒野優は、冒頭から現代人の時間の使いかたをけちょんけちょんにこき下ろし、嘆いています。
「便利になったのに、時間に追い立てられて時間がないとか言ってるくせに、スマホいじくる時間はあるんだよね。マジで5000年前の人類の方が賢く時間を使ってんじゃないの?」って。
そこへ青井春香という、まさに現代人の象徴みたいな、女性が時間がないんだけどどうすりゃいいの先生!と入ってきて、物語とともに、どう時間を使うべきかを物語形式と図解で構成され進んでいきます。
1日24時間、これは誰にでも平等に与えられていますが、時間が経過するということは、それだけ命の残り時間が減っているということであり、さらにその終わりがいつなのかは誰にもわかりません。
大量のタスク管理に追われ、誰かに振り回され、請け負う必要のないものまで請け負って、自分が本当にやりたいことは何もできないま間一日が終わってしまう。これを打破するためにはどうしたらいいのか、悩んでいる人におすすめの本です。
この本の中で、スマホとの付き合い方について話が進んでいくのですが、
スマホは人体の近くにあるだけで認知能力が著しく低下する。
しかも電源を消していても、認知能力が下がってしまう。
だから、行動レベルも比例して下がってしまい、本来発揮されるはずの時間効率能力も落ちてしまう。
人間の脳は視覚からの情報処理に80~90%のキャパを使っている。
…心当たりがあるうえに、最近はスマホ依存気味の私。耳が痛い。
「時間は人生をどうしたいかによる投資」であることを考えれば、これは実践すべき。ということで、欲しかった目覚まし時計を買いました。
目覚ましだろうと時間が知りたかろうと、
「スマホでいいじゃん!」
で済ませていました。でも
手に取って
時間を確認し
SNS見ていつの間にかうん十分
もうこの時間!手にスマホをとるってことからして時間がそがれている!
時間を!見るだけ!アラームを!とめるだけ!!!そのはずだよね!?そうだよね!?
朝もアラームを止めたついでにインスタだのXだのを見ちゃう。気づけば朝起きて30分間SNSに使ってる。
ホントやめよう…。
基本的に、普段はパソコンに座ってライティングしているのが私の仕事ですが、YouTubeと密接にかかわっているというのもあるので、特にYouTubeに関しては言い訳がきいてしまうのですよね。
さて、普段何かしらの画面ばかり眺めている私がデジタルデトックスを成功させられるのか…。いい方向に進めたらいいな。
スマホを見ている時間も、命の残り時間が減っているのだから。