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テレワークやワーケーションの組織における意味と価値
「テレワーク!? 感染症が収束してきたからもはや関係ない」
「テレワーク、当社は製造業だし、製造現場の人と不公平だからダメ」
「ワーケーション? 山の中やリゾート地で生産性が上がる訳がないでしょう。そもそも労務管理どうするのよ」
おやおや、本当にそうでしょうか。
僕の13年以上のテレワーク併用生活と、ワーケーション併用生活の実践体験からも、そうは思いません。というか、もっと本質的な議論をしていただきたい。
以下は、先日の #ダム際ワーキング 越境学習ツアー at浜松・佐久間 ほかでの沢渡の講演スライドを抜粋したものです。
この7つの象限で仕事の種類を丁寧に分類および俯瞰し、個人およびチームとしてどう「勝ちパターン」(あるいは無駄に負けないパターン)を実践できるようにするか議論してほしいです。
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どの職種も、どの仕事の種類も、一律で同じ固定的な働き方で成果出しなさいって、仕事の捉え方があまりに雑ですよね。過去の延長線上の固定的な環境ややり方で、イノベーションせよ、課題解決せよって、「無理ゲー」(を通り越して、過去ベクトルの一方的なご都合主義)すぎやしませんか?
そんな無理ゲーを一方的に押し付けてくる、思考停止した組織・業界・地域で意欲的な人がはたらきたい、関わり続けたいと思うでしょうか?
(いや、僕は思わない(反語))
テレワークやワーケーションのような働き方は、体験してみないとその価値や課題が分からない部分も大きいです。
すなわち、まず体験してみるのも大事。
さまざなな環境や働き方を体験してみて、成果を上げる(または変化を創出する)ための選択肢として主体的に使いこなしていく能力が、組織にも個人にも求められる時代だと僕は実感しています。
その体験格差および環境を使いこなす能力の格差が、課題解決力格差、ビジネスモデル格差、ひいては(組織や地域や職種の)求心力格差につながります。
キーワードは越境と解放。
![](https://assets.st-note.com/img/1675679541714-pTTxIFN10b.png?width=1200)
越境して今までの固定観念の呪縛に気づく。
固定的な考え方、動き方、はたらき方から解放される。
さまざまな知識・能力・意欲とつながって課題解決や価値創造をできるようになる。
その健全なバリューサイクル(詳しくは書籍『バリューサイクル・マネジメント』にて)を回し続け、組織とそこではたらく人たち、関わる人たちを笑顔にしていきましょう。
一緒に、組織のはたらき方の新たな成功モデルを創っていきましょう!
▼参考書籍
▼バリューサイクルを回す、変革ファシリテーター育成プログラム
▼沢渡あまねマネジメントクラブ