アンナプルナサーキット⑩~標高5000mで宝探し!?~2024.5.27
昨日のどんより曇り空とは打って変わってスカッと晴れた。
夜に雨が降ったおかげか空気もすっきり。
谷間からはアンナプルナ方面の山が見える。
今日のルートはレダー(Ledar)からトロンハイキャンプ(Thorung high Camp)。
トロンフェディ(Thorung Phedi)から急登があるが、全体の行動時間はそんなに長くない。ただ標高が高いので本当にゆっくりしか歩けない。
泊まったホテルは扉の色がピンクでかわいい。
どこでもドアみたい。
室内はこんな感じ。
トイレはネパリスタイル
今日は歩く時間が短いのでゆっくり準備して8時半に出発
荒涼とした谷を進む
でも足元にはこんなところでも生きる高山植物
化石も落ちてます
花とか化石とか見ているうちにトロンフェディに到着。
トロンフェディにもロッジがあるが、ここに泊まるとトロンパスまで1000mを一日で登ることになってしまう。
頑張ってハイキャンプまで行ってしまった方がいい。
トロンフェディからの急な登り。
これを登り切ったたところにハイキャンプのロッジがある。
息を切らさないように急登を歩く。
バックにはアンナプルナ。
1時間ほどで登り切り、ハイキャンプに到着
レダーから3時間半。
今日はゆっくり休憩して明日のトロンパス越えに備える。
標高が上がるにつれて食事の金額もピークになった。白飯だけで750円。
高いとは思うが、ここまで人力で運んでくれているのだから適正価格なのだろう。宿代はこれまでと同じく格安。食事を入れてもチェックアウト時に払った金額はRs5450(約6500円)だった。
まだお昼なので近くを散策。
ロッジの裏の丘へ
どうやって付けたのかわからないタルチョ
歩いてきた谷とアンナプルナ
ふと気が付くとアマネは地面に這いつくばり何かを探している
この辺化石だらけ!
嬉しそうに報告してくれた。このあたりに落ちている石を拾い上げてみると、小さい化石を含めればほぼ全ての石に何らかの化石が入っている。
他のトレッカーもつられて探し始める。
6000万年前からここにあるってことなんだろうけど、スケールが大きすぎて想像ができない。ヒマラヤという場所の壮大さを感じました。
そして夕食はピザとパスタ
一番高所にも関わらず、ここの料理がトレッキング中で一番おいしかった
夕食時に何やら周りの人が外を見ている
野生の動物がいるみたい
食堂から外を見るとブルーシープの群れを発見
わずかに生えている植物やコケを食べながら歩いていた
何もこんな厳しいところで生活しなくてもと思うが、そういう戦略で生き残ってきた貴重な種。そもそも野生動物がいると思っていなかったので出会えてテンション上がりました。
トレッキングも残すところあと二日。明日はいよいよトロンパス越え。
標高5400mの峠を越え、ムクティナートという町まで一気にくだります。
寝て起きたら高山病になってる、なんてことにならないようにダイアモックスを飲んで就寝します。
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