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『くるりのえいが』の舞台、伊豆・伊東に遊びに行った

ツイッターでもポストしたけど、かなり充実した旅となったので記録をしたためようと思います。 計画 GWの翌週の月火に有休を取得したので、『くるりのえいが』、ひいてはくるりのアルバム『感覚は道標』のレコーディングの地、伊豆・伊東への旅を決行することにした。当初は宿泊を検討していたのだけれど、大室山近くに見つけたお手頃なペンションが月曜定休だったのと、天候によっては当日に変更中止判断もできる日帰り旅行の方が気が楽だよなと考え直した。 交通ルートを検索すると、私の最寄り駅から始発

    • 自分はどのキャラに似ているのか

      ただの思い出話と自分語りを吐き出したくなっただけなので、これを読んだあなたに得られることは何もないです。 元彼は私が何か漫画を読んだあとに「俺ってこの漫画のキャラでいうと誰?」と必ずってくらい聞く人で、自分のキャラクターや素質、輪郭みたいなものが他者と齟齬がないか気になる人なのかなあと思ったのだが、それに引き換え私は自分の型みたいなものにほぼ興味がない。 自分が今何を考えてるか、どうしてこういう感情になるのかを考えるのは好きだけど、自分がどんな人間か、他者からどんな人間だ

      • 『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』感想メモ(12/10追記)

        〈随時更新するかも〉 前置きというか自分のスタンス ・「ゲゲゲの鬼太郎」はアニメ第3期を観ていた。劇場版は『ゲゲゲの鬼太郎 激突!!異次元妖怪の大反乱』(ねずみ男とカロリーヌちゃんの話)が”癖”。ドラマ『のんのんばあとオレ』もむちゃくちゃ好きだった。幼少期兄も妖怪にハマり水木しげるの妖怪図鑑的な本を何冊も持っていて、母も水木しげるのエッセイとか持ってた気がするので、思い返せば水木しげるに比較的馴染みがある家庭だったかもしれない。 ・今回の映画を観るにあたって『墓場鬼太郎

        • 『蛍火艶夜』感想note

          前置き とある日曜日の夜、私は次の日も仕事だというのに大酒を飲み寝落ちしていた。明日が仕事だと信じたくなかったので。 日付が月曜日になった深夜2時ごろ、煌々と明かりのついた部屋で目覚めた私は、ほとんど口をつけていないハイボールがタンブラーに並々入ったまま放置されているのを見るにつけ、自分のだらしなさと酒を無駄にしたことに絶望してとりあえずツイッターを開いた。起きる=ツイッターを見るの人間なので。 ただ深夜(もはや早朝)だったため健全なフォロワッサンの皆さまにおかれましては

          Rangasthalam(ランガスタラム)感想メモ③ クライマックスについての誇大妄想解釈編

          お世話になっております。BONOです。 先日上げさせて頂いたランガスタラム感想noteの続きにして、とりあえずこれで最後になります! 思いのほか読んで頂いているというか反応なども頂いてしまい、めちゃくちゃ恐縮しております。翻訳調べながら思いつくことから楽しく書いてただけだったので…BIG KANSYAです! さて、クマール殺害の手がかり(スリマンナーラーヤナ)を掴んだチッティが、交通事故に遭い昏睡状態になったダクシナの介護を始めて2年。ついにダクシナが意識を取り戻し、チッテ

          Rangasthalam(ランガスタラム)感想メモ③ クライマックスについての誇大妄想解釈編

          Rangasthalam(ランガスタラム)感想とか翻訳調べたメモ②

          お世話になっております、BONOです。 ヘッダー画像のチッティ、みなさんお好きなのではないでしょうか。もちろん私も好きです。 こちらのnoteの続きです。しかもこれでも書き終わらず、クライマックス直前までの感想です。ゴリゴリネタバレ。相変わらずテルグ語も英語も分からないしインド知識もガバガバ感想noteですので何卒、何卒でございます。 前回の続きでこれまたストーリー順にメモ ・ブパティの幹部(おハゲ)をボコったために警察に捕まるチッティ。と思ってたんだけどシーン冒頭チッ

          Rangasthalam(ランガスタラム)感想とか翻訳調べたメモ②

          Rangasthalam(ランガスタラム)感想とか翻訳調べたメモ①

          はじめに チャランさんの2018年の主演作『Rangasthalam』の感想メモです。 3/18 SKIPシティのバースデー上映会にてWikiであらすじ読んだ上で初見、ざっくりした流れは理解出来たけど細かい会話の内容とかは分からなかったのでスクリプトや海外アマプラの字幕翻訳しながら見返したりして、そのあとスペースボックスさんのAC市川妙典の上映で2回目を観てきました。 翻訳して分かったことや自分が思ったこと、さらに他の方の感想(感謝!)を読んで参考になったことなどをメモりま

          Rangasthalam(ランガスタラム)感想とか翻訳調べたメモ①

          ずっとRRRのことを考えている

          RRRについて考えていることをとりとめなく書きますがインド初心者で知識面フワフワなので何かとアレかもしれないです。そして思いついたことをつらつら整理しているだけなんで考察とかないしただただ長いだけ。有益な情報はないだぜ!! オラ言ったからな!!!! ジェニーのこと 『バーフバリ』と比較すると女性描写が弱いともっぱら言われている(?)『RRR』。そのためジェニーについての考察もそれはそれはファンの中で捗っていると思うのですが、私もジェニーのことを考えている。 私の感想として

          ずっとRRRのことを考えている

          私は「小学生からくるりが好き」なのか

          最近ありがたいことにくるりファンの方との交流が増えて、「いつからくるりを聴いているのか」というお話をする機会が出てきました。 私はその際生意気にも「小学生から」とお答えしていますが、そうお答えするようになってからというものの「小学生からくるりが好き」というのを自分の中で反芻するたび、「…本当か?」という疑念がわいてくるようになりました。私は本当に"小学生から"くるりが好きだったのか、人生の半分くるりが占めてます!と言えるほどのものなのか、疑わしく思えてきたのです。 そんなよ

          私は「小学生からくるりが好き」なのか

          くるりの25回転記念アンケート結果レポート

          皆さまこんにちわ! この度は私が勝手に行ったくるり25回転記念アンケート企画にご参加頂きありがとうございました! 当方木端アカウントゆえ、企画したところでランキングが出せるほどの票も集まらなかったらどうしようと不安でしたが、沢山の方にRTの協力を頂き1ヶ月と少しで376名もの方に回答をして頂くことが叶いました。おかげで本当に立派なアンケート結果の発表ができることとなり、嬉しい限りでございます。改めて御礼申し上げます。 さて、ツイッターの方でTOP3とグラフによる順位を発表

          くるりの25回転記念アンケート結果レポート

          くるりの『ハローグッバイ』の歌詞世界を素人が解体するノート

          くるりファンなら皆知っているし皆大好きな『ハローグッバイ』。 2002年5月のシングル『男の子と女の子』のカップリング曲として発表され、のちにシングル表題曲を集めたベスト盤アルバム『ベスト・オブ・くるり/TOWER OF MUSIC LOVER』にリマスター版が収録、さらに破格のカップリング集となる『僕の住んでいた街』にも収録されている名曲。端から端まで網羅している熟練ファンでなくても、「とりあえずくるりをザッと履修してみよう」というライトなリスナーでも触れる機会があるno

          くるりの『ハローグッバイ』の歌詞世界を素人が解体するノート

          限界なので『青野くんに触りたいから死にたい』の藤本雅芳の話をする。

          『青野くんに触りたいから死にたい』を読んだ。 作品を知ったきっかけは「裸一貫! つづ井さん」の作者・つづ井さんだ。つづ井さんが以前から本作品を大変推しておられたのは知っていたのだが、なかなかギョッとするタイトルなので尻込みをしていた。そして去年TBSラジオ『アフター6ジャンクション』のカルチャートークにつづ井さんがゲスト出演した際に、推薦図書として宇垣さんと共にかなり打ちのめされた様子で本作の優しさについて熱く語っているのを聞いて、なるほど、意外とそういう話でもあるのかとさ

          限界なので『青野くんに触りたいから死にたい』の藤本雅芳の話をする。