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エッセイ

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徒然に書いています。
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記事一覧

その人の感性に恋をする

その人の感性に恋をする

最近、恋愛をしていないので、恋をするとは、どういうことなのかを忘れてしまった。悲しいことに、いつしか人と付き合うことと恋愛が一致しなくなった。恋のない付き合い。愛があるわけでもない。そこには何があったんだろう。世間体への抵抗?本音と建前の狭間で揺れ動く何か。私は一体、何をしてたんだろう。

村上春樹の『スプートニクの恋人』を読んでいた。恋はある日、衝撃的に、理不尽に落ちてしまうものみたいだ。そんな

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交際0日婚の夢・後日談

交際0日婚の夢・後日談

先日付き合ってすらない知人と、交際0日で結婚する夢を見た。詳細は以下のnoteを見てもらいたい。その人と食事する機会があり、その人に対して自分がどう思っているのか、また関係を進めるべきか、まとまってきた。後日談として、書き記しておく。

結論から言うと、魅力的ではあるが、恋愛感情はない。また関係を進めるには弊害やハードルがかなり大きいので、今の関係性の延長で、同僚として仲良くしていくことにした。

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交際0日婚する夢を見た

交際0日婚する夢を見た

他人の夢の話ほどつまらぬものはないと理解しながらも、己の夢の話はしたくなる人間の性を見つめながら書いている。付き合ってもない人と結婚する夢を見た。結婚生活の様子までは描かれず、謎の結婚式が執り行われている夢だった。相手は私の生活圏にいる人。正直ちょっといいなとは思っているが、特に2人で遊ぶような関係でもない。ただ私がそう思っている、というだけの人。

起きてから10時間経つので記憶が朧気だが、結婚

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仕事に存在意義を重ねすぎてしまう

仕事に存在意義を重ねすぎてしまう

思い出のスンドゥブを食べながら、仕事と存在意義について考えてた。就活生時代、前職の面接帰りに、よく通ってた恵比寿のスンドゥブ専門店(チャメ 恵比寿店)。心なしか、スンドゥブの鍋が2回りは小さくなった気がする。ボリュームは見た目以上。

社会人何年目にもなって恥ずかしいが、いまだに仕事との距離感がわからない。真面目にやってると依存と執着で苦しくなってしまうし、突き放そうとすると適当になりすぎてしまう

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鳥貴族ラバーと鳥貴族に行きたくて仕方ない

鳥貴族ラバーと鳥貴族に行きたくて仕方ない

アイキャッチは鳥貴族とは関係ない、好きな焼き鳥の写真。「ちょうちん」という大好きな希少部位。噛むと、じゅわっと口いっぱいに卵黄が広がって心が満たされる。

大学生のときは鳥貴族大好きだったのに、社会人になってから全然行けてないのが寂しい。1人でも物理的に行けるのに行かないのは、たぶん人と行きたいんだと思う。鳥貴族が美味しいから大好きと思う人と行きたいから、ハードル高くなっている。鳥貴族に感じる価値

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アイスが人間だったら、誰と添い遂げたいか考える

アイスが人間だったら、誰と添い遂げたいか考える

このnoteは、歌人・上坂あゆ美さんのPodcast「私より先に丁寧に暮らすな」(通称:よりすな)が好きすぎて、#30「お菓子が人間だったら誰と付き合いたいか真剣に考える」をオマージュした企画。

本当はお菓子で考えたかったが、あんまり食べないからか思い入れがなくて書けなかった。ジンでやることも考えたのだが、たぶんこの話は読み手と共通認識あった方が楽しいから、まだわかるアイスにしてみる。ぜひ読んだ

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女性性コンプレックスが大噴火している

女性性コンプレックスが大噴火している

久しぶりに仕事理由以外で、こんなに悶々とした思いをしている。すごく、すごーく自分のなかの女性性へのコンプレックスが疼いている。たぶん人生で最初に感じたコンプレックスでもあり、今なおいちばん根深い気がする。前はこんな気持ちではなくて、ノンバイナリーの要素に当てはまっているな、と思っていたけれど、よく考えると違う気もする。自分は性別で物事を考えません、みたいな態度は、人一倍気にしていることへの防御反応

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最近、考えていることのアソートパック(趣のある子・自己理解アップデート・人生を一生懸命やる)

最近、考えていることのアソートパック(趣のある子・自己理解アップデート・人生を一生懸命やる)

最近考えていることの思考整理、はんぶん独り言です。人が最近考えていることを書いたnote読むのが好きだし、私も書きたくなった。その人の頭のなかを覗いているみたいで、楽しくないですか。

趣のある子
昨日友達と飲みにいって、「趣きのある子で推してる」と言ってもらえたのが嬉しかったので何回も反芻してる。

人から何か印象を言われるときは、大抵、真面目・大人っぽい・優しい・天然と相場が決まっているので、

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エッセイ|セクシュアリティにラベル付けすることの抵抗感 ー クワロマンティック・ノンバイナリーかと聞かれたらYES/NO言わない

エッセイ|セクシュアリティにラベル付けすることの抵抗感 ー クワロマンティック・ノンバイナリーかと聞かれたらYES/NO言わない

LGBTQと言われる昨今、色んなセクシュアリティについて言葉が増えてきたり、目にする機会が増えてきた。呼称の多さにもびっくりしているし、ラベル付けしてセクシュアリティ語ることについて、考える機会があったので書き残しておく。

セクシュアリティの自認・カミングアウトを目にする機会が増えてきた
ちょっと前の時代だと、芸能人が性自認のカミングアウトが取り沙汰されているイメージがあったが、最近は一般の人で

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