集団指導と個別指導はどっちがいいか?
塾を探す人が一番最初に考えることの中に、集団指導か個別指導のどっちがいいか?があります。
せっかく高いお金を払って塾に通わせるのであれば、辞めることなく続けたいものですよね。
私は過去に集団指導と個別指導の両方を担当してましたので、そのときの体験を踏まえてお伝えしたいと思います。
<集団指導>
集団指導が向いているのは、競争心が無い子、少ない子です。
多くのお子さんが勉強する目的の一つに志望校合格があると思います。
受験は競争です。点を多く取った子が受かり、取れなかった子が落ちます。
頑張ったかどうかは結果にまったく関係ありません。厳しいです…
常日頃から周りの子と比べて、自分がどのくらいの立ち位置にいるのか。
目指すところは違えど『 〇〇くん、△△さんに勝った、負けた』という経験を積むことはとても大切です。そこから少しずつ競争心が芽生えていくこともあります。
<個別指導>
個別指導が向いているのは、極端に学力が低い、または極端に学力が高い子です。
集団指導は個々に合わせて指導してくれませんので、極端に学力が低い子が入ってしまうと、何もわからないまま時間だけが過ぎていくことになります。割り算ができない状態で、分数の約分を教わっても無理ですよね。
また、極端に学力が高い子は、集団指導で周りの子に合わせて指導してもらう必要はありません。競争心は持ち合わせていますし、自分に合った問題を正しいタイミングで指導してもらうほうがよいです。
集団塾だと難関校志望コースなどを設置していることもあります。指導スキルが高い講師が教えていることが多いので、検討してもいいと思います。
どこの塾に通っても、子どもの伸びは指導者で大きく変わります。
その点か言えるのは、
『どこに行くか?』ではなく『誰に教わるか?』です。
大まかなことしかお伝えしていませんが、ぜひ参考にしてみてください!