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プロ野球に学ぶ、僕たちの戦い方

2月といえば、プロ野球はキャンプ真っ盛りの時期である。北京五輪に負けないくらい、スポーツ紙では連日のキャンプ情報を発信している。僕は野球ファンなので、もちろん新しい情報を毎日チェック。

キャンプ情報を見ていると、「プロ野球選手も我々もやるべきことは同じだよな」とふと思った。こんな感じ。

キャンプ前⇄入社前
キャンプin⇄入社
オープン戦⇄試用期間
シーズンin⇄本格的に業務スタート

キャンプ前はスムーズにキャンプに入るために、個人で準備を進める。弱点克服に努める人がいれば、自分の長所を最大限伸ばすために練習をする。調整は人それぞれ。


キャンプに入ったら、調整がどうのこうのとは言ってられない。首脳陣にアピールしないと、一軍キャンプの切符すらもらえない。ここでは十分なアピールが必要になる。

「キャンプはシーズンに入るための準備期間」と言われるが、通用するのはレギュラーが確約されている選手だけ。レギュラーに決まっていない、そもそも一軍にいられるかも分からない選手は、えっちらおっちら練習なんかできるわけがない。一打席、一登板がアピールの場となる。


キャンプにおける、ルーキーや若手の怪我が多いのは頑張りすぎてしまうから。アピールしようと思って、いつもより頑張る。頑張るのはいいけど身体が耐えきれず故障してしまう。こればかりは仕方がない。

難しいのは、アピールだけしてればいいってわけではないこと。キャンプの期間だけたまたま上手くいくことだってある。実力が伴ってなかったら?短期的に結果を出せても長期的に結果を残すのは難しいだろう。オープン戦の個人結果とシーズンの個人結果では、表彰される選手が違うのも頷ける。


僕らもプロ野球選手も、周りにアピールしつつ自分の能力を高めないといけない。アピールだけでは実力が伴ってこないし、実力があっても周りに気付いてもらわないとお話にならない。ある意味、二刀流である。

焦って結果だけを追い求めたいのも分かる。だけど、まずは自分の力(地力)をつけないと。3年とかで終わるわけじゃないんだから。正直僕の場合、25歳までは経験や学びに振り切ってもいいくらい。辻褄が合ってくるのはもう少し後から。短命で終わるような動き方をしちゃいけないよ(完全に自戒)。


プロ野球に選抜高校野球。今季も無事に開催されるのだろうか。そろそろ甲子園で野球を見たい。

僕がやるのはコツコツ自力をつけること。甲子園で野球を見るまでにプロ野球選手と同様、僕も頑張っていきたい。




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おばた わたる
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