35.「最強!」の書く技術
今回はこの本の要約をしていく。
最近noteを書き始めて、「書く」ということに興味があったので読んでみた。
・これから情報発信していきたい
・文章がうまく書けない
・SNSでのコミュニケ―ションが難しい
・難しい文章を読めるようにしていきたい
・幅広い知識をつけたい
これらに当てはまる人は是非読んでほしい。
「文章力」がカギを握る時代
SNSも発達してきて、誰でも気軽に情報発信できる時代となった。
そんな時代だからこそ、我々は「文章力」を磨いていかなければならない。
ポイント
・現在は不特定多数の読み手に向けて「書く」時代。
・電子情報で書いたものは誰に見られているか分からないと覚悟せよ。
・不特定多数の読み手に向けて「書く」には論理が不可欠である。
・「情報」を制した人が成功する。その「情報」の中心は「言葉」である。
他者意識
他者意識・・・「別個の肉体を持ち、別個の体験をしている人間である限り、たとえ親子であっても簡単にはわかり合えない」いう意識のこと。
文章を書くときにも、「人はそう簡単にわかってくれない」という前提から出発する必要がある。
人間関係も文章も、「他人に期待」してはいけない。
他者意識を持つことが大事。
論理語と感情語
論理語・・・自分の意志を、筋道を立てて説明する言葉。
感情語・・・他者意識がなく、自分の欲求や感情のみを伝える言葉。
犬や猫、赤ちゃんは感情語を主に使っている。
大人でも、怒っている人などは感情語を使っていることが多い。
例:(理由もなく)ウザイ、ダルいなど。
論理のポイント
・「イコールの関係」
・「対立関係」
・「因果関係と理由づけ」
具体:A君、B君、C君
抽象:男
対立関係:女
「男」という言葉の中に既に「イコールの関係」と「対立関係」が入っている。
一文の構成要素
一文は主語と述語、目的語という要点と、それを説明する飾りの言葉で構成されている。
上手な文章の条件
・要点がしっかりしていること。
・その要点はどのように説明しているか。
要点を先に決めて、その要点を伝えるために、言葉を補っていく。
核となる部分から先に考えることが大事。
推敲力を鍛える
・書きたいことが明確にあるかどうか。
・書くことが頭の中で整理できているかどうか。
自分が書いた文章をもう一度見てみる。
他者意識を持って、読み手が読みやすい文章かどうかを判断する。
子供でもわかりやすい文章が理想。
読点
読点を打つ場所で意味が変わるので、読点の場所には注意。
ポイント
1.言葉は他の言葉と繋がっている。
2.言葉は本来、近いところの言葉と繋がる。
3.遠い言葉と繋げたい時は、読点を打ってら直後の言葉との繋がりを切る。
1つ1つの意味を考えていくことが大事になってくる。
文字で書く時も話す時も同じ。
重複表現を避けるのが日本語の規則
×約10分ほど
×プリントを各クラスごとに配りなさい。
違和感なく使っていることが多いため、意識的に考えていかないといけない。
話している時は重複表現でも通じるが、文章にする時は恥をかいてしまう。
価値あるもの
・「主張」や「意見」は抽象度が高いほど価値がある。
どんな人が聞いてもわかりやすいように抽象度を上げる必要がある。
・人が興味を持つことは逆に具体的なもの。
エピソードや例えを使った方が人は興味を示す。
論理的な文章を書くときには、いかに鮮明な印象を与える具体例や体験を持ち出せるかが、ポイント。
抽象と具体とをバランスよく繰り返す文章こそが、論理的でうまい文章だと言える。
目的に応じて「抽象」と「具体」を使い分けられるように。
設計図を作り全体を俯瞰する
・因果関係や対立関係で整理する。
・結局何を主張したいのかを見極める。
・全体を見てバランスよく組み立てる。
いきなり文章を書くのではなく、「自分が伝えたいことは何か」を決めてから書いてみる。
おわりに
文章を「書く」技術はすぐに上げることはできない。
時間をかけて磨くしかないのだ。
続けたとしても、ポイントを意識したかどうかで、結果も変わってくる。
日常会話、時事ニュース、テレビ。
文章に触れる機会はたくさんある。
その中で、「論理」を意識し続けることが「文章力アップ」に繋がるのだと思う。
noteを毎日書くことで、文章力を上げていきたい。
数か月後の自分が楽しみである。
読んでくださる方のプラスになるような記事を書くための活動費として使わせていただきます!