読書4(ファインマンさん最後の授業)
イントロ
博士論文で注目を浴びた著者、レナード・ムロディナウは、特別研究員としてカルフォルニア工科大学(以下、カルテク)に赴任した。しかし、彼は研究テーマが決まらず、焦っていた。
当時、カルテクにはノーベル賞を受賞したファインマンが在籍していた。お茶目で遊び心を忘れない彼であったが、末期のガンに侵されていた。著者が、ファインマンに会った印象は、いたずら好きでユーモアいっぱいの「ファインマンさん」ではなく、ひとりの年老いた研究者だったという。
この作品は、テーマに悩んでいる若