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「無職転生」読書は順調に進んでいます♪

2025年2月20日(木)晴れ。最高気温7℃。
今日も北風が冷たい1日でした。薬を飲んで早めに寝ているので、風邪はだんだんと良くなってきています。

さてさて。
Audibleでいま読書を進めているのは、人気ライトノベル作品の「無職転生~異世界行ったら本気だす」です。
もともと、ボクがこの作品のことを知ったのはアニメ版からなのですが、その後にAudibleのサブスク会員になってこの作品も配信されているのを知りましてね。
今は小説版を楽しみながら、平行してもう一度最初からアニメ版も見るという、ちょっと贅沢な趣味の時間を過ごしています( *´艸`)

「俺は、この異世界で本気だす!」34歳・童貞・無職の引きこもりニート男。両親の葬儀の日に家を追い出された瞬間、トラックに轢かれ命を落としてしまう。目覚めると、なんと剣と魔法の異世界で赤ん坊に生まれ変わっていた!ゴミクズのように生きてきた男は、少年・ルーデウスとして異世界で本気をだして生きていく事を誓う。

理不尽な孫の手・著「無職転生~異世界行ったら本気だす」作品紹介より

さて、最近のライトノベル作品やそれを元にしたアニメ作品って、いわゆる「転生モノ」が大流行しているわけですが。
ボクなりに思う、それらとは違うこの作品の魅力は「主人公が不器用なこと」と言えますでしょうか。
前世の記憶を持ったまま赤ん坊に転生した、というアドバンテージがあるにせよ、主人公は世界最強の力を持つわけでもなく、無敵のチート能力があるわけでもなく・・・人よりも少し魔術の才能に恵まれた「対人関係と童貞をこじらせまくった引きこもりニートのオッサン」が中に入っている少年なんです!(笑)
かつて「無職の引きこもりニート」になってしまった自分の、心のキズに苦しみながら成長していく幼少期。
とある災害に巻き込まれてまったく知らない土地に転移させられ、一緒に飛ばされた「親戚のお嬢様」を助けて、とにかく生きて家に帰ることだけを目標にして歩き始める少年期。
そして長い旅の果てにようやく”地元”に帰り着き、旅の中で相思相愛になったお嬢様と結ばれるも・・・目覚めたら彼女は行方不明!?
最愛の彼女に「捨てられた」と勘違いした「オレ」はショックのあまり、アレが「不能」になってしまうという・・・( ゚∀゚; )ヒョーw
知らないことだらけの世界で何度も失敗して何度も死にかけ、出会った人たちを時に助け、時に支えられ、そうして旅を続ける主人公の成長を見守り続ける、そんな物語なんですよね。

この作品について、どこかで「これはアニメ版の大河ドラマだ」というような論評を見た記憶があるんですが、確かにそれは言い得て妙だなぁと感じます。
そして主人公の「オレ」がとにかく人間臭いのでw、感情移入しやすいのも良いんですよね~。
まだボクもすべての物語を読み終えたわけではありませんが、主人公の成長~失敗や挫折、繰り返し訪れる出会いや別れなど~に、自分が生きてきた経験をどことなく重ね合わせて、一喜一憂しながら楽しんでいる自分がいます(50代の今の自分だからこそ、より楽しめている要素もあると思います)。

ところで、今のAudible版の進み具合は7巻が終わるところでして、アニメ版で言うと第二期の3話目(通算28話目)が終わったあたりになりますね。
両方を平行して楽しむ良さは、生き生きと動くキャラクターたちを思い浮かべながら、アニメでは描ききれない小説での細かな心理描写を知ることで、より深くシーンの意味や世界観の裏側を知ることができる点でしょうか。
小説版は基本的に「オレ」の一人称の視点で描かれているんですが、ときどき同じ場面での他のキャラクターの視点が外伝的な感じで差し込まれて、物語に深みを持たせている構成も見事だなぁ!と感じます。

主人公の設定が「元・童貞をこじらせた無職の引きこもりニート」なので、ヲタクネタも豊富でエロ成分もかなり強めですが(笑)、ファンタジー風の作品に抵抗感がなければおすすめしたい作品ですよ~ヽ(´▽`)ノ


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