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50代の転職|カッコよく去りたかった

転職先を決めてしまった。

内定をいただいていた会社に辞退の連絡をした。

スカウトサービスと、転職エージェントには担当者から
お断りの連絡をしていただいた。

その際、スカウトマンはたいへん驚き、
私の決断に猛反対した
「非常に怪しいです」
ベンチャーなんて反対です

50代後半になると
年収が高い求人は、
契約社員になってしまう場合が多いのに
スカウトサービスに紹介していただいた会社は
正社員の採用で、しかも
65歳まで給料が下がらないプロスタッフの契約であった。
安定した有名な企業に内定をいただいて、
ほんとうに有り難い申し出で
あったのだ。

ただ、その時は、
勤めていた建設会社に
ガツンと拳(コブシ)を振って辞めたい
という気持ちが
マグマのように燃えていたのである。

カッコよく去りたかった。

50代でもまだまだ、世間で話題の
人気企業に転職できるんだよ!

若者に混じって、再スタートできるんだよ!

中高年は会社に要らないという体質を改めてほしい

大事にしてもらえず、悔しかったのだ。

現在は、転職するなら、
中高年を継続的に採用している
会社がよいと
今は心底反省しているが
当時はこの流れに抗いたかったのだ。

中高年が全く居ない会社の方が
必要とされるだろう
思いっきり経験を生かせるだろうと
思ったのだった。

話題の人気企業に就職して、
華やかに再スタートできる

ときめいていたのだった。

さすがだ。
企業から信頼されているスカウトマンは
やはり、一流だ。
今思えば、ちゃんとプロの意見を
聞いておけばよかったと後悔している。

そういう訳で
建設会社を退職して、
外資系ITベンチャーに転職しました。

都心の一等地勤務で、
オフィスには1300人
外国人社員が半分
平均年齢28歳 
もうキラキラだった
訳です。

今日はここまで





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