ストレスケアになる福澤諭吉さん
ストレスを溜めない。
ストレスケアに自信があったのに、今日は結構ムカムカしてます。
というのも、職場で明らかにリスクのある業務があるのに誰も意見を出さない。他人任せな姿勢にイライラしています。
事故を起こしたときに、「あそこは安全管理が甘いところ」っていう風に見られるわけじゃないですか。他人事じゃないのよ?
こういう時に自分の意見を言える人と、言えない人がいる。
ムカッとしつつも、面白いなーと思います。人間て面白い。
全員が自分の意見を主張したら、まったく意見がまとまらない。
一方、全員が自分の意見を言わなかったら話が進まない。
両方が混じりあって人間社会ができているんだと思うと、めっちゃ面白いです。
こういう風に、自分の職場だけで物事を捉えるとイライラして憤死してしまいますが、人間という、どでかいスケールで考えるとワクワクします。
僕はこんな風に、ストレスケアをしています。
この考え方は、大学時代に読んでいた本から学びました。
おそらく『福翁自伝』という福澤諭吉の自叙伝だったと思います。正確な言葉ではありませんが、次のようなことが書かれていました。
どれだけ努力しても、人間には大したことはできないから、頑張る必要はないという意味ではありません。
欧米に追い付くべく、啓もう活動をしていた福澤さんです。
先の言葉の意味は、宇宙と比べれば人間のすることは大したことないから、失敗を恐れずに進みなさい、という意味だと受け取っています。
最近、お札が新しくなったと話題になっています。
1万円札の代名詞だった「諭吉さん」です。それくらいの偉業を成し遂げるなら、宇宙の小さな星の、小さな事業所のことでイライラしているなんて小さすぎます。
小さなことでモヤモヤしている暇があるなら、どうするべきか考えてみなよ。
そう、広い宇宙のどこかから福沢諭吉の声が聞こえてきます。