誰かに認められるということ
チビ子(娘・小5)がカラオケに行きたいと言うので、
また夕飯がてらちょっと行って来た。
最近の歌はわからないので
私は歌わないつもりだったけれど、
結局昔の歌を何曲か歌ってしまった。
今は年代別のオススメ曲が
カラオケ屋のタブレットで出てくるのね。
それを見ていたら懐かしい曲が出て来て、
つい歌いたくなってしまい…。
なかでも槇原敬之の「もう恋なんてしない」を
歌っていたら、歌詞の世界に入り込んでしまった。
特に「こんなにいっぱいの 君のぬけがら集めて
ムダなものに囲まれて 暮らすのも幸せと知った」
なんて箇所に心を射抜かれてしまい、
その後は歌いながらも心ここに在らずで…。
この1曲を通して聞いただけで、
改めて短編小説を読んだような気持ちになった。
こんな作品を書けたらいいなぁ…なんて思い、
帰って来てからも、
その世界観に浸ってしまっていた。
そんなこんなで歌い呆けて帰って来て、
iPhoneでメールチェックをしたら、
絵本の賞に応募した作品が一次選考を通過した、
という嬉しいお知らせが届いていて、
舞い上がってしまった。
最近は本当に気が滅入ることばかりだったので、
一次選考通過だけでも飛び上がるほど嬉しかった。
自分の物差しで生きなきゃ、
と常々思っていたけれど、
誰かに認められるって嬉しいものだ。
それがたとえ一次選考でも、
今の私には充分なご褒美になった。
こういうことでも生きる希望が湧いて来る。
それほど最近はちょっと毎日がつらかった。
諦めずに前を向こう。
そんな気持ちになった。
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