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たった2日でメンバーの意識が変わり、チームがより強くなった。カスタマーサクセスチームの合宿レポート
会社の規模が大きくなればなるほど、組織内のコミュニケーション不足に悩む企業も多いのではないでしょうか。
こんにちは、Algoage採用担当です!
チームビルディングを目的として、2022年5月に1泊2日の合宿を実施したカスタマーサクセスチーム。合宿を主宰したカスタマーサクセスチームの責任者・中島さんは「たった2日間で大きな収穫があり、その成果は今なお続いている」と語ります。
具体的にどのような内容だったのか、チームはどのように変わったのかを、中島さんと合宿参加者でコミュニケーションプランナー(カスタマーサクセスチームに所属する職種のこと。以下、CP)中司さんに聞きました!
写真左:中島 弘貴(なかじま・ひろき)
東京大学で経済学を専攻。卒業後、大手化学メーカーにてサプライチェーン領域におけるオペレーションと関連システムの最適化業務に従事。その後外資系コンサルティング会社にて、製造業大手企業に対し戦略〜IT領域まで幅広いプロジェクトに取り組む。2021年よりAlgoageに参画。入社後は『チャットブーストCV』のサービス拡大に向けて、チームマネジメントに取り組んでいる。
写真右:中司 和紀(なかつかさ・かずき)
神戸大学で経営学を専攻。卒業後は大手生命保険会社で、自社のスマートフォンアプリ・メールマガジンの企画・運用をはじめとするデジタルマーケティング業務、ビッグデータの分析業務に従事。2022年よりAlgoage参画。『チャットブーストCV』における個別プロジェクトの責任者としてプロジェクトを推進。また社内のデータ分析や人材育成プログラム作成を担う。
目的は人員増加によるコミュニケーション不足解消
ーーまずは、合宿を開催した経緯を教えてください!
中島:事業が順調に成長してきた中で、特に著しく成長を遂げたカスタマーサクセスチームがより一体感を持って前に進む必要性があると感じたことが背景にあります。
2022年4月以降にメンバーが倍増し、一度も対面で話したことがないメンバーも出てくるようになりました。特にコロナ禍以降はリモートワークが定着し、日々のコミュニケーションはオンラインが基本。なかなか踏み込んだ話ができず、互いに遠慮し合っている雰囲気だったんです。
そのため、メンバー同士の理解が不十分で、チームの目標も不明確という課題がありました。タックマンモデル(※)に当てはめると、「形成期」から「混乱期」に該当すると思います。
次の「統一期」に移行するためには、メンバー同士がお互いを知る必要がある。そのためにはチームビルディングの機会を設けた方が良い、方法はリアルコミュニケーションが取れるものが適していると考え、合宿を思いつきました。
さっそくメンバーに提案したら、みんな前向きな反応ですぐに「OK」と快諾してくれて。すぐに実行しました。
※「タックマンモデル」とは
1965年に心理学者のブルース・W・タックマンが提唱した、チームビルディングの発達段階を表したモデル。チームにおいて結成時から成果をあげられる状態になり、解散するまでを「形成期」「混乱期」「統一期」「機能期」「散会期」と示し、計5ステージで組織作りをするよう提唱した。
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ーー中司さんは、中島さんから提案したときどのように思いましたか?
中司:すごく良い提案だな、と。当時、まだ会ったことがないメンバーがいる中で、たぶんみんながコミュニケーションに課題を感じていたんですよね。合宿は顔を合わせて、腹を割って話すのに良い機会だと思いました。
あと、合宿のロケーションがとても良かったんですよ。江ノ島にあるリゾート感満載の施設で、快適そう!こういうところでやれたら絶対楽しい!ってテンションが上がりました(笑)。
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互いの想いを共有して見えてきた各々の人生と個性
ーー合宿当日の詳細を教えてください!
中島:実施したのは5月24〜25日の1泊2日。参加者はカスタマーサクセスチームのマネジメントメンバー10名です。うち3名はオンラインでの参加でした。
当日は、みんなが合宿の目的をきちんと理解して臨めるよう、下記の目標とルールを最初にシェアしました。
<目標>
・コミュニケーションをたくさん取ってお互いのことを知り、(仕事をする上で十分なくらい)仲良くなる
・チームとして同じ方向を向くために、同じチームビジョン・目標を持つ
<ルール>
・あだ名で呼ぶ
・思ったことを自分の中だけで消化しない
・意見を否定しない
→未来について考える合宿。言ってしまえば、未来は誰も正確に当てられない(とはいえ、一定仮説の筋の良さみたいなものはあるので、優先順位をつけていく)
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中司:最初のアイスブレイクでは、部屋決めをかけたチーム対抗ゲームでめちゃめちゃ盛り上がりましたよね!
中島:そうそう。部屋によってグレードが結構違って、上はクイーンベッドの個室、下は和室に布団の2人部屋だったっけ。もちろんどの部屋も良かったけど、せっかくなら良い部屋に泊まりたいから、みんな必死だった(笑)。
ーーこの時点でかなり仲良くなれそうですね!
中島:そうですね。一気に話しやすい雰囲気になったと思います。その空気感をキープしたまま、以下4つのテーマに沿ってディスカッションを始めました。
(1)自分の未来
どんなキャリアを歩めたら嬉しい?
(2)自分の未来(@Algoage版)
3〜5年後もAlgoageで働いていたとして、何をしていたら楽しそう?
(3)チームの未来
(2)の状態になったとき、カスタマーサクセスチームはどうなっていると思う?
(4)未来に向かって、今チームがやるべきこと
カスタマーサクセスチームを強くするためには?(3)の姿に到達するために何をしていくべき?
ーー自分と会社の未来を考え、互いの想いを共有していったのですね。メンバーと話す中で印象的だったことはありましたか?
中司:(1)で3〜5年後、10年後、30年後にどうなっていたいかを話したことですね。弊社は比較的年齢が近いメンバーが集まっていますが、既婚者もいれば独身者もいます。
私は独身なのですが、既婚者のメンバーが子どもやパートナーとの未来予想を話しているのを聞いて、メンバーの家族も仲間なんだという視点を持てるようになりました。
あと単純に、(1)や(2)を通してメンバーが「何のために仕事をしているのか」がわかったのは、面白かったですね。これまでオンラインでしか話していない人だと、業務的な話ばかりだったので。休憩時間には「休みの日は何してるの?」という質問をきっかけに、野球の話とかで盛り上がったのも良い思い出です。
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中島:あるメンバーから「世界を転々としながら働きたい」という意見があがったのが印象的でした。そこから「じゃあ海外にオフィスを作らないとね」と、半ば本気でアクションを考えたんです。
他にも「業界でNo.1になり、就職志望度ランキングにランクインするなど、学生の間で有名な企業になりたい」という意見があり、それは将来的に実現したいと強く思いました。
そういえば、「P&Gやリクルートみたいな人材輩出企業にAlgoageもなりたい」と中司が言っていたよね。
中司:はい、本気でそう考えています。というのも、Algoageの未来を見据えたときに、こうした企業をベンチマークするべきだと思ったんですよね。
ーーぜひ理由を教えてください。
中司:大きく二つあるのですが、一つは採用に効くと思ったからです。
P&Gやリクルートって、「この会社で働けば、成長できる!」というブランディングができていますよね。これは、成長意欲が強い人にとってはすごく魅力的に映る。だから、多くの優秀な人がこうした企業に殺到する。つまり、採用の好循環が生まれているわけです。
Algoageも、採用市場におけるブランディングを築いていくことで、より多くの人に選ばれる状態を目指したいです。
もう一つは社内育成の観点。弊社は現在、事業拡大に伴い人材採用を積極的におこなっています。たださらなる成長を考えると、採用だけではなく、育成にも力を入れる必要があるでしょう。
先述した企業には、充実した育成システムが確立されています。私たちもこれを実現していきたい。
幸い、Algoageには優秀なメンバーが揃っています。それぞれのエッセンスを抽出して、体系化した育成プログラムを作れたら、もっと組織が強くなるし、結果として事業も大きくなるはずです。
こうした話から、「採用と育成はやっぱ大事だよね」というみんなの共通課題が浮かびあがりました。
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合宿を経て、一人ひとりが自発的に
ーー最終的に、どんな方向性で話がまとまったのでしょうか?
中島:「業務の効率化」「文化(採用・教育・評価)」「成果を最大化する」「働き方を強化する必要がある」という4つの方向性で、みんなの意見がまとまりました。
そこから、2〜3ヶ月以内に実行する具体的な施策を考えたんです。
・研修・教育制度の見直し
・必要職種の洗い出しと定義
・HPのUX向上など広報コンテンツの改善と充実
・社内文化の醸成と発信
中司:今回の合宿を機に私は、人材育成に携わることになりました。メンバーが抱える課題に合わせた育成プログラムを用意するなど、どんどん整えて目標到達を目指したいですね。
中島:事業成長を見据えて、行動を考えていくことは重要です。そんな中、自分たちが成長するためにやるべきことを考え、共通の認識を持てたのが今回の大きな成果だと思っています。
前述したアクションも、ファシリテーション・整理こそチームの責任者である私と上西がやったけれど、今後のアクションはみんなが考えてくれたものです。また誰がボールを持つかという話になったとき、みんなが自主的に手をあげてくれました。
一人ひとりが会社のことを自分ごと化してやっていこうという意識を持ったんですね。上からボールをパスしなくても、みんなが自発的にボールを拾って走り出してくれる状態になったのは素晴らしいことだと思います。
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それぞれが役割を担い、圧倒的に成長できる環境
ーー合宿を終えて、チームに変化はありましたか?
中司:めちゃめちゃ活発に動き出した感じがしますね。合宿で決めたことがその場のノリにならず、全部がちゃんと動き出しているんですよ。
例えば「必要職種の洗い出しと定義」に関しては、用意したお題全部のディスカッションまで完了していて、この7月からの動き方が発表されました。それに付随して、カスタマーサクセスチーム内におけるメンバー一人ひとりの役割まで決まったんです。
たった1泊2日の合宿でここまで大きく変わるのかと驚いていますし、組織として一歩前に進めたことをみんなが共通認識しているのはすごいことだと思います。
この一歩は大きな一歩。組織が大きくなるための準備ができました。
中島:全員がCPという枠にとらわれない集団になってきていますよね。もちろんCPとしてのミッションもあるのだけれど、例えばデータ分析が強みの中司は、そこを軸に業務領域を広げようとしている。
みんな、他部門との連携についても自発的に意見を出すようになり、「こうしてほしい」など、やり取りしている様子が見られるようになりました。これは一人ひとりが会社のことを、自分ごととして捉えられるようになった証拠です。
本当に今回の合宿は全社的に実施しても良いと思えるくらい、価値のある体験でした。形は変わるかもしれませんが、今後もこうしたチームビルディングの機会は設けていきたいです。
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ーーとても充実した時間を過ごせたのですね。合宿を通じてさらに成長した組織になった今、今後どのような方が仲間になってほしいか教えてください!
中島:会社を自分ごととして捉え、主体的に動くことに楽しみを見出せる方が仲間になってくださると嬉しいです。
中司:Algoageは何でもチャレンジしたいと思える人が活躍できる会社ですよね。自分から手をあげてどんどん挑戦していきたい人には合っていると思います。
弊社の魅力は大きく分けて二つ。一つは風通しの良さ。入社間もない自分が育成に携われるほど、誰でも望めば挑戦できる土壌があります。
もう一つが合理的な判断にこだわっているところ。誰もが対等な立場で話せて、いきなり意見を否定されることはありません。理不尽にダメ出しされたり、経験不足を理由に発言を禁止されることもない。
それはどんな立場の人の意見でも耳を傾け、みんなで高めていくことこそが合理的な判断に繋がると考えているメンバーばかりだから。なので挑戦したい気持ちが強い人は、ぜひ仲間になってください。
中島:本当にみんな、成長に対して貪欲です。毎週のように1on1をやっていて、上からも下からもフィードバックを受けるのを良しとする人ばかり。
自分だけでなく相手の成長も喜び、また成長に向けたアクションができる人たちがAlgoageには揃っているので、圧倒的な成長環境を求める人にはおすすめです。同じような感覚で楽しく仕事ができると思いますよ!
最後までお読みいただきありがとうございます。
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