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娘の恋愛観

先日、娘とデートしたときに送り迎えする車の中で...

「お父さんは中2から付き合っている人居たんでしょ?」

という。

いつの日だったか?俺の昔の恋愛話を覚えていたみたい。

「そうやな。丁度中3の時に一緒の高校に進学するか悩んで、一緒の高校に入学したけど高2で別れたってか、フラれた😅」

「でしょ?お兄ちゃんも小学校と中学の時もそういう人居たみたいだし、私だけそういう人居ないし…」

って、言うから、

「いやいや、恋愛なんて無理してするもんじゃないでしょ!
それに、あーちゃん(娘)をずっと見ていると思うんだけど、思考が大人だから周りの子が子供っぽく見えてるんじゃない?特に男子はね。」

って、言うと、

「そうかも…」

という。

「ほら、特に中学高校生の男子って一般的に見ても精神年齢低めやん?お父さんなんて未だに精神年齢17歳位で、『いつになったら大人になるんやろ?』って思うってよく言ってるやん?」

「確かに…お父さん子供っぽいもんなw」

「まぁ〜でも、高校に入ったら男子だって、そろそろ将来のこと考えて動き出す奴もいるだろうし、部活にでも入ったら中学とは違って上級生は大人な人も居るだろうしなー
そうなってきたら、段々あーちゃんと同じような思考の人も現れるんじゃない?
多分だけど、あーちゃんって同い年じゃなくて歳上じゃないとダメな気がするな」

「そうかなぁ〜」

「まぁ〜実際、何だかんだ言っても恋愛が現実的に迫って来るのは二十歳超えて、『結婚』って言う現実が見えだした頃だよ。
お父さんだって、大学卒業して付き合った人と同棲して、その時初めて結婚を意識したわけだし…」

「そうなん?何で、その人と結婚しなかったの?」

「まぁ〜色々あったけど、最終的にはお父さんが子供が欲しいと言ったけど、彼女が頑なに子供は欲しくないって言ってたのもあってね。向こうの親に合う寸前まで行ってたけど、結局別れたんだよね」

「へぇ〜そんなことがあったんだ。でも、もし、その人とお父さんが結婚してなかったら私が産れなかったってことか!」

「そうだな」

「よかったぁ〜」



何か、子供から大人の階段を上がろうとしている娘の姿を少しだけ垣間見えた。



ま、でも、こんな話を娘とする日が来るとは…


でも、或る意味離婚してもこういう話を娘と出来ている今の俺は幸せなのかも…

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