
【読書 まとめLog-020】
どうも!『AlexLab』のAyatoです😁
今回は【問い】【考古学】【心理的安全性】【小説】についての、4冊です。
※この記事は、リアル本、kindle、audibleからインプットした本の感想や学びの応用案などを共有していく試みです!
※必ずしも読書の要約ではなく自分のフィルターを通して共有しているのでご留意ください。
【問いの編集力】
今後のAI時代、いかに問うかが重要と言われているのに問い方が分からず難しいと感じる人も多いと思う。
本書では問いの立て方とその為の練習問題紹介されている。
《正しく問いを立てれるようになる為の順序》
1️⃣思考の土壌をほぐして好奇心の芽吹く環境を準備する
まず自分の中にある多種多様なペルソナを知り自身を理解する。
そして未知と既知の間に注目する。
分からないものを解りたいと思ったときに問いが生まれる。
現代の情報過多の時代、いつでもネットに打ち込むだけで、簡単な解は得られる為、分かった気になり好奇心が育ちにくくなっている。
分かりやすい答えめいたものを求めるは人間の癖ではあるが、それはその後の思考を奪っている。
2️⃣問いの種を集める
情報は多面的である。
今見ている以外の見方が必ずあり、思考が柔らかい人はそのフィルターの掛け替えが上手い。
その掛け替えにより様々な視点で物事が見れるようになるので問いの種も集めれる。
3️⃣問いを発芽させる
知らない事を知らない=無知
→知らない事を知っている=未知
→既に知っている=既知
未知と既知の順の中でいくつもの問い(未知)が生まれる。
簡単なネット検索のように人工培養されたような既知は一見居心地がいいが、本来の感受性や好奇心を奪っていく。
そのような者は与えられる情報に左右されて、使われる人材となる。
問う事が出来る人が、進歩していくテクノロジーの上に構築される社会の中で、AIなどをツールとして活用出来る者。
好奇心は炎の様なもの、未知の薪をくべる事がより燃え上がらせる為に必要になる。
質のいい未知へ出会う為にはそれなりのアクションが必要で本書では書物が勧められている。
(ただインプットするよりも、新たな思考や視点を得るための探求型読書が必須)
4️⃣問いが結像する
一度身につけた認識のパターンから離れるのは難しい。意識的にアンラーンする必要がある。
仮説を立てながら問う(アブダクション)などを活用するといい。
5️⃣「内発する問い」が世界を動かす
今は見えるものだけを相手にしていては立ちいかない。
問う事の意味について考え、暗黙知(内なる未知)についてアプローチしていく必要がある。
【考古学者が発掘調査していたら怖い目にあった話】
著者達の過去の発掘調査の怖い目にあったことや面白体験を紹介してくれるエッセイ。
考古学や、発掘調査には昔からロマンがある為手に取ってみた本📕
海外調査にまつわる宗教や食事の問題、文化による常識の違い、発掘調査する時の大変さと面白さについてエピソードとして紹介してあり、感心しながら学べる。
こういった研究職の調査系の本は、自分が体験する事のない事が盛りだくさんで結構好き😄
人生をかけて一つの分野を研究していき、世の中に新たな知見をもたらすキッカケを作るのは本当に尊敬に値する🤔
【心理的安全性を生み出す伝え方】
心理学とクリスチャンである著者の原体験を基に人間関係を円滑にする心理的安全性についてレクチャーしてくれる本📕
本書では自己の心理的安全性を確保する為にも使えるノウハウも紹介されている。(コミュニュケーション、チームビルディング等)
まず身近な存在(家族)との円滑なコミュニュケーションが出来れば、外部との人間関係もうまくいきやすくなるという。
その為に自分が心地よくいられる場所を複数持つ事が心理的安全性を担保する上で必要になる(趣味とか)
日々の生活の快不快の割合を振り返ってみて、快の割合を増やしていく意識が必要。
まず自分の心を開き→以下の4つのポイントを踏まえて相手の心を開く。
《心の扉を開けてもらう為に四つのポイント》
1️⃣見た目や匂い表現
2️⃣反応(上手に聴く)
3️⃣承認(ジャッジしない承認)…相手は相手として人格を扱う
4️⃣具体的な言葉の掛け方(まずポジティブ)
YouメッセージをIメッセージに変えると相手に響きやすくなる。
(あなたすごいよね→私はあなたをすごいと思う)
《タイプ別の心の扉の開き方がある》
誰しもどちらの要素も持っているが人によって割合が違う。ざっくりと男性はDO型、女性はBE型が多いイメージ(最近は男性のDO型は減少傾向にある)
※大事なのはバランス。
DO型…行動や結果による承認欲求がある。
▪️上を目指し自分の結果や成果を更新していきたいと思う。(自分もDO型)
▪️常に何かをやっていてステップアップを望んでいる。
▪️1位を目指している。※フォロワー1位とは違う、最近はそういったフォロワーを稼いで共感して欲しいと思う若い男性が増えており、それはDO型とは違う。
▪️ベクトルが自分に向いている為、他者からの評価には拘らないが、結果として目に見えるレスポンスは欲しい。
▪️喋っているよりも何かをやっている事が多いため、側から見ると何をやっているのか分からないケースも見受けられる。
▪️情報は自分で取りにいく。
BE型…共感や存在に承認欲求を求めている。
▪️能力ある無しでなくやった事に対しての承認を求める。共有する事が好きなので雑談が多い。
▪️それ自体が本人達の情報収集になっている。
▪️相手が自分と同じだと感じやすい(DO型は自他の間に明確な境界線を引いている)
▪️本来人はBE型系の承認を求めている。
【高い城の男】
第二次世界大戦で日本とドイツが勝った世界を描く歴史改変SF。
国や立場の違う人物達の視点で切り替わりながら描かれており、文化や思想の違いが交差して面白い。
実存した人物も間接的に登場するし、戦勝国のある意味差別的な視点が、逆のパターンのシナリオで描かれる事が、興味深い。
今回も新たな疑問や視点獲得に大きくつながる内容でした!
学びになれば、ぜひいいね(❤️)を下さい!
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最後まで読んで頂きありがとうございました♪
ではまた!