慈しみへの道としての制作と祈り

個々の感性による、はかれない営み。制作は祈り、祈りは慈しみ、慈しみは実践。人間性とは感受性。

自然そのものその営みを慈しむための文化的営みとしての詩や絵画、何らかの創作や制作とは、感じ取ったものへの想いから、それを表現し伝えたい、と思ったことを形にすること。

自己に完結しない、その作品を通じた祈り。作品にしたい、伝えたいと思ったその対象、それをその作品から受け取ってくれる人を想う営み。

非言語的な感覚を通じた、自分と相手、そして自然全体との対話。作品を媒介にした、他者との内的響き合い。

自然にふれ、いきいきとした躍動感と輝きに共鳴するとき、その尊重と分かち合いの意識が慈しみとなり、伝達の試みへと導く。



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