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【第四回】社長連載~2024年読んで良かった本のご紹介~

こんにちは。株式会社AlbaLink代表の河田です。

既に2025年も2月末ということで、今更感は拭えませんが「2024年に読んで良かった本」ということで書いていきます。
こうして全体を眺めると、組織やマネジメントに関するものが多く、マインドシェアの大半は人の問題に使われてるのだなぁと改めて感じます。

ではさっそくどうぞ。


だから僕たちは、組織を変えていける


どうしたら組織全体が能動的で自走できるチームになっていくのか?そのためにはどうしたら良いか?みたいな本。いわゆる「心理的安全性」をどう形成していくのかが書かれている。

「管理」をしていく組織から「自走」を目指して行くのに必須の考え方であり、長く組織運営をしていくには取り入れた方が良い考え方。ただし深いところまで理解をしていないと取り扱い注意な部分もあり、「心理的安全性がないといけない」という思想が一人歩きをするとまた別の問題を発生させるようにも思う。

組織も事業も正解はないし、ビジネスモデルやフェーズによっても変化する部分はあれど、組織運営をする人は一度読んでおきたいかも。

効率化の精鋭


M&A総研の佐上さんが書いている組織や経営についての本。効率化だけではなく思想的な部分も書かれていて、比重の違いはあれどやりたい事の方向性としては近い気がした。全般的に共感する部分も多く参考になる。

今自社で足りてないものとして、DX化による生産性の改善、細かいデータドリブン経営(KPIの分解と積み上げ)、このあたりは必須のテーマであり、決算説明も合わせて見て吸収できるものは全力で吸収していきたい。

THINK FUTURE 「未来」から逆算する生き方


今の自分と未来の自分は本来同一人物であるはずなのに、時間が遠くになればなるほどそのリアリティが薄れて「同一人物」ではなくなるのかもしれないみたいな話。ここの同一性を近づけることができれば未来の自分が悲しむような行為を取らなくなるはずで、そのためにはどうしたら良いか?みたいな内容。

30年後の自分も10年後の自分も明日の自分も同じ自分なのに、時間経過が先になるほどリアリティが薄れ、同じ自分が他人のような存在になる。ここの連続性をどう繋げていくかというテーマで、その考え方にも触れている。

結局どれだけリアルに自分や会社の理想の未来を描けるか?その理由は何か?みたいなところが本質な気がする。とりあえずFaceAppで老人となった自分と見つめあうところから始める。

人生のレールを外れる衝動のみつけかた


漫画の「チ」の解説本みたいな内容。周りになんと言われようとどう見られようと絶対にやりたくて夢中になってしまうくらい衝動が止まらないことってなんなんでしょうね。と考えさせられる本。

この「衝動」みたいな部分が明確になっていて、それを仕事に結び付けられている人が一番能力を発揮しやすいし、幸せな状態なんだろうと思う。漫画もおすすめ。

世界トップ投資家の共通言語 大化けする人と企業を見いだすために何を見ているのか


グローバルな投資家が普段どんな会話をしているのかがわかる。直接話してみないとわからない温度感を知ることができる点ですごくありがたい。色々なポジションの投資家がいる中で、海外投資家は本質的な問いを投げることが多い(らしい)。

こういう規模の壮大な本を読んでいくと結局いきつくところは市場選定やタイミング、ポジション取りなどをどういうリソース分配で戦略だてていくのか?に終着していく気がする。実際それ以外は運要素も大きいし、1番変数が大きくなるのが市場選定であり、「なぜ」とかを問うのはその裏付けを取ることで確率をあげる作業かもしれない。上場会社の経営者にはおすすめ。

1兆ドルコーチ シリコンバレーのレジェンド ビル・キャンベルの成功の教え


とにかく相手の成功のために全力を尽くすこと。これがコーチの基本で、そのためにどういう考え方や心持ちをすれば良いのかがビルキャンベルの教えを元に書かれてる本。2週目でも良本。とりあえず読もう、おすすめ。

叱らない、ほめない、命じない。


「嫌われる勇気」を書いている岸見先生のマネジメント特化版。後半に上場企業経営者との対談コーナーがあり、実際の経営とアドラー的考え方の狭間にある葛藤みたいなものもリアルに書かれていてすごく参考になる。

「対等であれ」という行動指針を持っている自社としてはすごく重要な考え方。嫌われる勇気でもあった通り、課題の分離や存在承認などアドラーの考え方の振り返りにもなる。「褒められないとやらない」という状態はそもそも外的要因に依存していることになるけど、「ありがとう」は貢献度の裏返しになり肯定感が増す。そもそも「褒める」こと自体対等性がないというのも斬新だった。たまに読み返したい。

オーセンティック・コーチング


苫米地さんが書く本を10年ぶりくらいに読んだ。これぞ「コーチングの基本」という内容で、まさにオーセンティック。コーチングもいろいろ流派があるけど、この内容はコンフォートゾーンを外れること。盲点に気づくこと。自分ではなく利他的なゴール設定をすること。

主体性や自走できる形を目指すのであれば、自分で答えを出すという意味でコーチングの概念を理解していることの重要度も高い。コーチングとはなんぞやというのを改めて知りたい人は是非。

最後に


今回は2024年に読んで良かったおすすめの本をテーマにお届けしました。
仕事の進め方やマネジメントなど、日々の自分と向き合う際のヒントになる書籍が沢山ありそうですね!
採用チームも機会を見つけて読んでみたいと思いました。

次回の更新もお楽しみに!


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