
4/16 入院7日目/滞プゥ時間
5時半に起床。
左足首より下の痺れは、その範囲や程度は変わっていない感じ。神経は筋肉や骨と違って、たんぱく質やカルシウムなど何かを多めに摂ったからといって回復が速くなるというものでもない。歯がゆいというかなんというか・・・。
体調の方は、喉の痛みが昨日より悪化していて、唾を飲み込むのが苦痛なほど。そんな体調を現すかのように口内炎の範囲も拡大。酸っぱい系ドレッシングの掛かったサラダを食べようものならジェットコースターの最初のダウンヒルで絶叫するレベル。
弱り目に祟り目とはこのことよ。
さて、なんだかんだ言っても明後日には退院となり、この病院を去らなければならない。(早くおうちに帰りたいです・・・
その前に、折角なので病院ライフについても記しておきたいと思う。
病室は先日ご紹介した通り4人部屋。自分以外は50~70歳台ぐらいで、それぞれ腰以下にトラブルを抱えている模様。新潟県人の控えめな性格?もあって、それぞれ顔が合えば挨拶する程度でそれ以上干渉しないため、詳しい症状などは分からない。関西方面ならグイグイ距離感を詰めてくるオッちゃんが多そうだが。
そうした少し遠めな距離感を保っているため、カーテン越しから得られる情報は少ないが、個性的な2人をご紹介したいと思う。
1人目は、通路を挟んで対面のピーコおじさん(仮称)。
推定68歳ぐらいのおじさまで、ちびまる子ちゃんの友蔵の風貌に近い。だが、そんな見た目からは想像できない、ピーコのようなジェンダラスな語り口調の持ち主で、さらに語りがとてもスロー。看護師さんとのやりとりは、一言一句が面白い上に癒されるのである。
ある日の巡回検診では、数名で来た看護師さんを見て「おはよう~ございますぅ~~~。今日は、なんの~取り調べかしらぁぁ~~?」の発言からスタート。口調はスローピーコである。カーテン越しに、腹筋トレーニングをさせられる羽目になる。ぜひYouTubeデビューしてもらいたい逸材である。
2人目は、はす向かいのプーさんおじさん(仮称)。
こちらのおじさまは、実はお見掛けしたことが無いのだが、声の感じからすると推定73歳ぐらい。このおじさまの特技は、バラエティの効果音か!ってぐらいの綺麗な音のオナラをすることである。その音は、まさしく「プゥゥゥゥ~」という綺麗な「プ」である。ブッ、とかブリッとか、そういった音は決して発しない。スかしているかどうかは、この距離感では確認が困難である。
また、オナラの長さも真似できない匠の技があり、5秒ぐらいのオナラは何度が拝聴させた頂いた。お分かりだとは思うが、2秒でも相当に長いオナラである。通常は一瞬で放ち切ってしまうのが関の山だ。
綺麗な音色な上に滞プゥ時間が長いプーおじさんを人間国宝に推薦したいと思い始めた矢先、その判断を悩ませる出来事があった。それは、昼食が運ばれてきてすぐのことだった。

「え~魚だぁ、またサカナだぁ、やだなぁ。やだなぁ、サカナ。」
魚料理がとても嫌いなのであった。子供かよ(笑)
以上、今日はこの辺で失礼コカセテ頂きます。
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Tazakiの挑戦 ~沖縄、ニセコ、全日本二冠を目指して~
40代半ばのサラリーマン。そんな筆者が、家庭と仕事のバランスに苦悩しながら、ツールド沖縄、ニセコクラシック、マスターズ全日本選手権で上位を…
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