【小説】ケータイを変換で軽体(鬱) 第10話
成美が小学6年生の或る日、いつものように尚人を連れて友達の家に行こうとしたら、尚人から頭が痛いと言われて断られた。
折角の自慢の弟をお披露目するいい機会だったから、少々強引ではあるが連れて行こうとしたが頑なに拒否する尚人の様子に結局諦め、一人で友達の家に行った。
成美は友達との会話の中においても何かしらこじつけて弟の自慢をしたのであるが、友達の一人である佳美が何か言いたそうな雰囲気だったので話の水を向けると、そこから思いもよらない話が出てきたのですぐには信じられなか