見出し画像

【すっぱいチェリーたち🍒】スピンオフ阿久⑤〜文化祭バンドアンコール編〜

今夢中になって
私が取り組んでいるのがこちら。

「すっぱいチェリーたち」

すっぱければすっぱいほど輝く
創作物語。

▼プロローグは
こちら(たねさん)


▼告知記事は
こちら(うりもさん)


▼登場人物はこちらをみればわかります(おおさわさん)


#レッツチェリー 🍒


昨日書いた私の記事。

田梨木高校の文化祭。
体育館での大トリは私たちのバンド。
我々のバンド名を紹介したい。

その名も
「ミスッタチェリヤネン」
通称「ミスチェリ」



「勝手にシンドバッド」
「キセキノホシ」


2曲とも最高に盛り上がった。

手を振りながら舞台袖にはける4人。
「やりきったわ〜」「めっちゃ楽しかった」「次はいつやる?」「完全にモテたわ〜」
とテンション上がりっぱなしで
誰が何を言っているのかわからない。


アンコールアンコール


吉田「ん?なんか聞こえない?」

宇利「わしゃ老眼で半角のカタカナ読めないわぃ。」

保志田「じじぃゴリラか🦍」

宇利「誰がゴリラやねん!。」


アンコール!アンコール!


阿久「おい!アンコールやで!こんなこともあろうかと小郷オーエンと千葉ヨメンにサクラでアンコール係を任命してたんや!ほら、2人ともペンライト必死に振ってるやろ。A組の女子もみんな前に来てるぞ!ええとこ見せようや!ワオワオ♪」

保「まじで!?なに演奏するん?」

吉「あれいこうや!宇利が作ったラブソング」

宇「えーあれ演るの⁈恥ずいやん。」

阿「お前の想い届けてこいよ!」

宇「え〜まじで〜(高一の時に好きだった人がミスチル好きだったからミスチルを知ったうりもであった)。」
#うりも ⁈。

保「よっしゃいこか」

宇「え〜まじで〜。」

再び舞台へ

宇「では聴いてください!「抱きしめたい」です!ミスッタラゴメンチャイ」


油木先生「宇利ナイスボケ!ガハハハ〜」



抱きしめたい〜溢れるほどに〜♪
君への想いが〜込みあげてく〜♪
どんな時も〜
君と肩をならべて〜♪
歩いてゆける〜
もしも君が〜さみしい時には〜♪
いつも僕が〜そばにいるから〜♪

抱きしめたい。宇利熱唱。

キャア〜!!
いいぞ〜ミスチェリ〜


手を振りながら舞台袖にはける4人。

阿「ヤバイで!女子の視線1人占めしてしまった!」

吉「ナンデヤネン!俺やないか!ベースの魅力に女子はメロメロや」

保「悪いけど君たち!ドラムの魅力には勝てないよ!ナハハハ〜」

宇「アホか。どう考えてもボーカルの俺やないかい!彩子の潤んだ瞳見たやろ⁉️」

阿「はー?彩子は俺の方見てたやん!あの顔は完全に俺にほの字やがな」

宇「ほの字って古いねん。昭和か⁉️
しかし、彩子も風歌も大門寺さんもみんな俺を見てたしどうしよ〜1人に絞れない」

保「千代子、ワシのドラムに釘付けやったなぁ〜」

吉「壽賀美も赤い顔で俺を見てたわ」

宇「おいおい、俺らってモテモテ男子ちゃうの?」

阿「まぁ、そうなるよね!波都子もメチャンコ俺に手を振ってたしモテる男はツライねぇ〜ワハハハ〜」


ミスッタラアホヤネン4人組は
完全に浮かれていた。
モテない高校生の妄想力を
なめてはいけない。
彼らは今、
人生のピークを迎えようとしていた。


一体どうなってしまうのか〜


出演者
宇利盛男…うりもさん
阿久佳祐…アークン
保志田…ほっしーさん
吉田吉夫…よしよしさん
小郷オーエン…習慣応援家shogoさん
千葉ヨメン…ばちょめんさん
油木肉子先生…ゆきママさん
貝差彩子…彩夏さん
八木風歌…八風さん
大門寺ナナ子…だいなさん
千代子…チョコさん
橋田壽賀美…ららみぃたんさん
波都子…love heartさん


参考記事

いいなと思ったら応援しよう!