『このクラスにはピエロがいる‼️』

2022年11月27日 17:59

今日の夕方、ダッシュボードを見ると
月間22000PVを超えていました。
note77日目です。
ヤッタ〜嬉しいです。
皆さんありがとうございます♪

私が中学2年生の頃の話。

当時、
私はとにかく笑いをとることに貪欲で
何をしても笑ってもらえたら嬉しかった。
関西の中学にはこんな生徒
たくさんいたと思う。

ある日
合唱コンクールの発表会が近々あるので
課題曲

『翼をください』

の指揮者を誰がするのか？
学級委員がみんなから意見を求めた。

私は相変わらず隣の生徒を
全力で笑わせていた。
腹を抱えて笑っている姿を見て
ご満悦な私。

学級委員の話など聞いてはいない。
全力で笑わせて満足していたら
ふと黒板を見ると

指揮者と書かれた横に私の名前が
書かれていた。

誰かが私を推薦していたらしい。
他に推薦もなく私に決まったようだ。

『おーい！ちょっと待て〜』

と叫ぼうとしたら

担任の桂三枝（現在、6代目桂文枝）
に似ている40代の女の担任
（ポマード？でコテコテな髪形をしていた。
ホクロの数を数えられるのが弱点の人）
が仁王立ちして叫び出した。

『あんたら、わかってるの？
この子を選ぶということがどういうことか？あんたらは、このクラスをむちゃくちゃにするつもりか〜⁉️』

と、怒鳴り出した。

ちょっと、ちょっと〜

私をギャグで選んだ生徒のために
私の公開処刑が始まってるやん⁉️

しかも、本人の目の前で
そんなムチャなセリフ言う？
と思っていた。

普段からクラスを全力で笑わせようとする
私は桂三枝から目の敵にされていた。
ピリつく教室。

立候補したならともかく
推薦やし私は関係ないやん！
完全なる『もらい事故』。

いや、私の普段からの行いのせいで
クラスを巻き込んでしまっているのか⁈

この空気をなんとかしようと

『まあまあ先生、
みんなも反省しているし、
ここは私に免じて堪えてつかあさい』

と、ドラマか映画で使われていた言葉を
挟むと

『あんたのこと言うてるんやないの！
どの口が言うてるの〜』

と火に油を注いでしまった。

『俺？俺か〜』

と自分を指差して言うと
大爆笑になってしまった。

そこで桂三枝の口から出た言葉が