問題 「面積が8平方cmの正方形をノートに作図しよう」 今の学校は、世界的に見ても高水準な授業や指導が行えています。教師の勤務時間の長さや仕事の幅広さも悪い意味で高水準ですが、本当に頑張っています。 それでも、日本人の学力や学習へ向かう姿勢は高くはなりません。紙上やニュースでもよく取り扱われているとおりです。十数年教育の世界にいて、まだまだ未熟ながらもいくつか原因が分かってきましたし、その解決策もいくつかでるようになりました。 私は、それをクラスで行うだけでなく、一人で
東京書籍6年生国語の物語文、良いですね〜 しかし、周りを見てみると表面的な心情の読み取りばかりで、道徳かしら?と首を傾げたくなる内容もチラホラ 国語らしく、三つ巴な人物関係をおさえつつ、その行間を読む指導が望ましいですね。 例えば、 「群れが南に向かって飛んでいく様子を、カララはどんな思いで見送ったのか」 クルルではないのです。カララの行間に想いを寄せるのです。 クルルのもとに黙って降り立ち、クルルに押し飛ばされるまでの様子は、クルルの想像でしか描かれていませんが、十
こんばんは!!今日は学テの日!! 普段から出来る学テ対策のお話です。 『「林」という字の成り立ちを、教科書の説明を真似して説明してみましょう』 これがなかなか、難易度高いのです。どの説明を引用するのか、説明文のどこを「林」バージョンに変えるのか、そして文章は正しくまとまるのか。こういうポイントを意識しながらでないと正解にたどり着けないのです。 普段からアウトプットさせる意識、何かを転用させるという意識を持てば、ただの「形声文字か会意文字か?」ではない授業展開にすることが
『3.24×9.8は、3.24×10.2より、積が( )だけ(多い or 少ない)。』 分配法則を活かした問題です。 前段階で9×8は9×7より積が...?ときくと、「あ、そうか」と、かける数の大きさに注意を向けてくれます。 また、さらに「10は、9.8に0.2足した数だよね」とヒントを出すのも良いでしょう☆彡
時間ができたので、学年で次の物語についてあーだこーだ検証しました。そこで出た、問いです。 『アヒルの鳴き声は、本当に変わったのか?』 どちらであっても良いです。周りの環境が穏やかになったからアヒルも声を張り上げなくて良くなった、でも良いです。 人々の他の者や生き物が出す音の聴き方が変わった、でも良いです。 私は、後者にも気付ける(深められる)よう、子ども達と読み深めていきたいなと思います☆彡
『1時間の授業時間は、45分です。ではこれは、小数で何時間と言えますか??かけ算を使って解きましょう』 これは、割り算の問題ではないです。 •図で考える •小数の大きさを考えられる で、解ける問題です。 1時間は60分 0.5時間は30分 求める45分は、 30分と60分の真ん中.... よって、0.75時間と求められます。 公式や解き方ではなく、自由に数字を扱える力を身に着けさせてあげたいものです☆彡
0.6倍する...なかなか子ども達にはイメージがつきにくいようでした。そこで、『悪問』! 『幸せか、幸せじゃないか、どちらか迷うかで答えましょう』 1.明日の授業時間、今日の0.4倍 2.明日の宿題は昨日より1.6倍減らすね! 3.先生の可愛らしいスマイルを2.4倍! 4.今年の降水量は去年の0.7倍程度になる さて、いかがでしょう?? 幸せかどうかなので価値観によって変わっちゃいますが、「先生の雑談減るから嫌や〜」や「そんなに増やされたら、逆に怖いわ」など、嬉しいの
『要旨を要旨たりうるものにするために必要なものは?』 こんばんは、「動物たちが教えてくれる海の中のくらし」シリーズ、多分ラストです!! この動物たちの説明文、本当に面白いです。端的ですし、分かりやすいですし、たくさん動物出てきますし。事例や考えなど、既習内容を活かせるのもありがたいですね。 さて単元末の目標は要旨を書くことです。要旨は要約とは少し違うので、やはり「伝える」ことが大切です。そこで、アクセントを一つ。 それが、「一言ズバッと」です。 冒頭でも終わりの方でも
こんばんは!! 『足し算、かけ算の筆算では、必ず位を揃えて計算します。しかし、小数×小数の筆算では位が揃っていません。どうして??』 129×74= ときかれると、筆算しますよね。よく見ると、確かにくらいは揃っています。 しかし、2.56×7.6= ときかれたときの筆算は、位がずれています!!小数点の位置も、ずれていますよね。 どうして整数同士の時は揃えていた位を、小数の計算の時は無視するのでしょうか。 こういう疑問や気付きのある教室を創造していきたいものです。ちなみ
こんにちは!!グランアレグリアの豪快末脚に、また明日からがんばろーと思えた日曜日。今日も懲りずにこの話題ですっ!! 今までは説明文の細かいところを指摘する記事でしたが、今回は単元末の学習課題について。 この単元では「読んだことがない人に」要旨を書いて伝えようとあります。 そこで、子ども達が子ども達と指摘しあって推敲していく活動がとても合いますね。目的は「読んだことない人にも伝わるように改良する」ことです。 クリティカルシンキングを活用しながら、批判じゃない交流に慣れさ
『時速4.0〜8.0kmって言うけど、それって速いの?遅いの?』 3日連続、「動物たちが教えてくれる海の中のくらし」についてです☆ 時速をこの段階では習っていないので、子ども達もうまく説明できません。「歩くくらいの速さかな?」が関の山です。 そこでオススメできるのが、 クラスに一人はいる、スイミングを習っている子をピックアップする、です。 例えば50mを34秒程度で泳げる子がいたとしましょう。そこから、1分だったら、1時間だったらと教師が計算してあげるのです。 する
『ペンギンに付けられているこの機械の名前と、どんなデータを取ってくるものなのか本文から見つけてみよう』 こんばんは。説明文は筆者の思いもさることながら、さりげなく説明がなされている部分もたくさんあり、よく読み飛ばしてしまいます。 昨日の『動物って?』でもあるように、注意深く読まなければ、こちらも読み飛ばしてしまいます。 ちなみにバイオロギングとは手法のことです。よってこの機械は「データロガー」であり、その「データロガー」でとってくるものは、例えば速度や深度、加速度などが
要旨を書くためには、色んな事を読み解いておかないといけません。そこで、『悪問』。 『ここで言う動物たちって、どの動物?』 実はこの説明文、全ての動物を対象にしているわけではないのです。海にくらす生物すべてではないのです。 文中にも、潜水という言葉が出てくるように、実は肺呼吸をしている動物に限った話をしているのです。つまり、魚は対象ではない、ということです。 魚が出てこない文章ですので気づきにくいのですが、子ども達と出てくる動物を確認する中で、「そういえば海には魚もいる
『あらすじと要旨のちがいは?』 5年生で出てくる、要旨という言葉。 要旨をまとめる活動も存在しています。 中学年では「あらすじ」を習っているので、これを応用させるとわかりやすいしイメージが持てると思います。 「初めて読む人」+「あらすじ」+「筆者の主張、考え」。この三段階揃って、初めて「要旨」となるのではないかと思い、そんな学習計画立ててます☆彡
こんばんは!!今日も比例のネタです。 この単元の最後には、階段を測ってみる活動があります。 「1階から2階までの高さって、どうやったら測れるかなぁ」ときくと、それはそれは根性論な回答が多数得られました。 そこで、「先生はこのものさしを、たった一回だけ使えば測れるよ」とヒントを。あーだこーだ言い、最終的には階段を測って、段数数えました。 世の中にはこのように、全体の大きさは測れないkど、比例の考え方で求めるものがたくさんあります。 特におすすめなのが、50m走です。
『□が1→2→3...と変化するとき、 〇は1.6→3.2→4.8と変化します。 比例していますか?またこのような□や〇のような関係の物を探してみましょう』 こんばんは!!久しぶりに授業で使う『悪問』の配信です。意外と苦戦していました、子ども達! まず比例の説明ですが、□が2倍、3倍...すると〇も2倍、3倍しているから、比例と言える、としっかり文章で言える書けるようにしたいですね。 その上で、この関係のものを探すという... 私は1マイル=1.6kmをイメージし