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みんなで地震から身を守ろう★災害で循環器疾患が増える!その予防方法と災害時の対応について

こんにちは、Hurt nurseです!
みなさん、地震による体調の変化は大丈夫ですか?( >_< )

1/1に石川県で震度7の大きな地震がありましたね!

心配で気が気じゃない方も多いのではないでしょうか。

ところで災害時は、状況を把握することにいっぱいいっぱいになる時期です。
皆さんはこんな時、どんな行動をとればいいと思いますか?

実は予測し行動することが大切になります。

当たり前ですが、焦っている状況ではつい忘れがちになります。

そこで、今回の記事では循環器疾患をメインとして起こりうる病気やその予防方法、災害フェーズについてお話します。

この記事で少しでも、病気を発症する人が減り、混乱が予防できたらいいなと思います。


災害時の疾患発症には時系列があります。災害発症初日から数ヶ月にわたり、生ずる可能性があるのは以下です。

たこつぼ心筋症 :災害発生後直後からリスクあり

症状:突然、胸の痛みや圧迫感、動悸、息苦しさ、吐き気を感じます。

原因:ストレス。特に高齢女性に多いと言われています。しかしストレスが過度に加われば誰でも起こる可能性があります。

予防ストレス緩和

肺塞栓症:災害発生から3日目以降にリスクあり

症状:呼吸困難,胸膜性胸痛などに加え,より重症例では,ふらつき,失神前状態,失神,または心肺停止などがみられます。

原因:床上安静や歩行がなく動きが制限されるなど,静脈還流を妨げる状態や、内皮の障害または機能不全を引き起こす状態、凝固が亢進する基礎疾患(血栓性疾患)で起こります。

予防:水分摂取、下半身の運動

高血圧関連疾患(脳卒中、狭心症、大動脈解離、心不全):災害発生直後から生活環境が改善するまでリスクあり

症状:病気により異なりますが、頭痛や胸の痛み、動悸、吐き気、しびれ等の症状が出現する可能性が高いです

原因:食生活の変化やストレス

予防:塩分や脂質の過剰摂取をしない、ストレス緩和


これらの循環器疾患のリスクは、災害時には約1.5〜2程度増加し数ヶ月に及びます。

これらは循環器疾患と言われ、特に緊急性の高い疾患であり命にもかかわる病気です。

心不全の患者さんや循環器疾患(心不全を除く)、糖尿病、ガン、脳卒中などの既往のある患者さん、高齢の方は特にリスクが高くなるため、注意が必要です。

なぜこれら病気のリスクが高くなるかというと、ストレス、生活環境の変化、早期受診の遅れ等が原因です。災害時にはライフラインが悪くなり、受できる環境になく医療資源が乏しくなります。

そのため何か症状が無ければ、病気を発症した人や怪我をした人が優先的に援助されます。

そんなとき自分には病気のリスクがある、それを自覚し悪化を予防することが大切です。

資源が不足するからこそ、自分の身は自分で守ることも必要になります。

そして自分にはリスクがありますと、他者に伝えることも大切になります。

人の命は平等と言われますが、緊急事態では優先順位がつけられてしまうのが現実なのです。

★病気を発症する、悪化させるリスクは以下です
生活環境の変化
食事の変化
不規則な生活リズム
不眠
他者の関わり、または孤独による精神的疲労・ストレス
寒冷刺激や急激な温度変化
脱水
感染症
運動不足

病気の発症リスクを知り予防していくことが大切です。

★予防方法
これらは予防が可能です。
・無理をしすぎずストレスを溜めない
・こまめに水分を飲む
・環境の温度差をなくす(特に暖かい場所から急激に寒い場所に移った際は、血管はキュッと縮み脳梗塞や心筋梗塞を発症しやすくなります。
・手洗いうがいを忘れやすくなる時期ですが、感染予防行動を行う。
・その場に留まる状況でも、手足を動かすようにする(グーパー運動だけでもいいです)
・食事は塩分を取りすぎないことが重要になります。循環器疾患や、脳血管疾患、大動脈解離は高血圧でリスクが増大します。食事が十分に手に入らない場合でも、塩分の取りすぎは血圧を高くしてしまう可能性があるため、塩辛いものを大量に摂取することは避けることが望ましいです(食事があまりに不足している場合は別です)。

そして災害時にはうつや不眠などの精神症状が出現しやすいです。
不眠が続くと、精神疾患を発症しやすくなります。
震災や周りの人の怪我や病気、死は直接的でなくても、精神的なショックとなり私たちに影響します。
そのため被災者でない方々もこのような状況を見て、少しでも自分の心に影響が与えられていることを意識して、いつもよりストレスを緩和をし過ごすことが望ましいです。


そして災害は、地震や津波が落ち着いた後からも、様々な問題を運んできます。
それは資源の不足です。

以下のHPには災害のサイクルが書かれています。
災害はくりかえさえるというものです。


超急性期

災害が発生してから3日程度は超急性期の時期で、ここでDMAT、自衛隊が出動し「トリアージ」や「搬送」「瓦礫の下の医療」がメインとなります。

急性期
災害発生から1週間程度です。
DMATなどの超急性期部隊は、後続隊に引き継がれます。撤退と引き継ぎが起こるため一時的に支援が低下します。日本医師会災害医療チーム(JMAT)窓、支援にくるチームの種類が増えます。
この辺りから、ボランティアや支援物資などが送られてきます。

亜急性期

災害発生から2〜3週間の時期です。
新たな外傷患者さんは減少する傾向にあります。
しかしこの時期が普段飲んでいた薬が飲めない、衛生環境の悪化、食事の変化、ストレス、免疫機能の低下などから慢性疾患患者さんの状態が悪くなりる時期でもあります。

防ぎ得た災害死が増加するタイミングでもあります。

この後に復興が本格的になる慢性期の時期や、復興が終わった時期である平穏期になります。

しかし、平穏期になったからと安心はできません。
なぜなら災害フェーズはこれを繰り返すとしめしているからです。

私たちは、地球生きている限り地震という活動にでくわします。地球生きている限り地震は起きて当たり前なのです。

そのため、なぜ地震が起こるのか、どいいった前兆があるのか知ることも大切ですね。

以下のサイトは宇宙好きの私がよくみている動画サイトです。

とても癒しボイスで詳しく説明してくれています。そして地震が他人事ではなく自分ごとだと感じることができる動画たちを以下で紹介します

地震発生直後では、みなさんの関心は地震に向いていることでしょう。
どういう時どういう行動をとるのか、そして今後どんなことが私たちの地球で起こるのか、これらを深く考えることのできる時期とも言えます。
みんなで安全を守っていきましょう!



参考HP


https://www.mlit.go.jp/common/001066500.pdf

国土交通省HP


見てくださり、ありがとうございます♡これからもあなたが楽しく、健康的な人生を送れるよう、お手伝いができたらと思います! これからも面白い物語の提供や企画をする予定です!サポート貰えたら嬉しいです^_^