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牡蠣の作り置き2つ!佃煮とオイル漬けのレシピ&活用法をご紹介!

生でも加熱してもおいしい牡蠣は、様々な料理で楽しむことができますよね。
たくさん手に入ったら、佃煮やオイル漬けを作ってみてはいかがでしょう。
加工することで日持ちしますし、そのままおつまみにしたり、料理にアレンジしたりと楽しみ方も広がります。

今回はそんな牡蠣の作り置き、佃煮とオイル漬けの2つとアレンジをご紹介します。

簡単に作れる佃煮からご紹介します。
用意する材料はこちら。

・牡蠣 150g
・しょうが(せん切り) 10g
・酒 大さじ2
・しょうゆ 大さじ1
・みりん、砂糖 各大さじ1/2

せん切りしょうがの代わりにチューブタイプのおろししょうがでも大丈夫です。その場合小さじ1(5g)程度を目安に使ってください。
ただ、このしょうがのせん切りも具としてよい役割を果たしてくれるので、あれば千切りのしょうがを使うのがおすすめです。

それでは作りましょう。まず牡蠣に適量の塩(分量外)を振って、手で丁寧にもみ洗いします。

全体を十分にもみ洗いしたら、水をやさしく注ぎ入れて、牡蠣が痛まないようにして2~3回水を変えながら、ここでも丁寧に洗いましょう。

水が濁らなくなったらOKです。水けをよくきっておきましょう。
次に、小鍋に残りの材料すべてを入れて火にかけます。

煮立ったら牡蠣を入れて、7~8分弱火で煮ます。途中で転がしながら全体に味が絡むように煮て、牡蠣に十分に火を通しましょう。
煮汁の煮詰め具合はお好みでOK!ですが、そのままつまんだり、他の料理に使ったりすることを想定すると、煮汁は多少残ってるくらいのほうが食べやすいかと思います。
おにぎりの具材用や保存性を高めたい場合などはしっかり煮詰めてください。その場合は途中で牡蠣を取り出して煮詰めるとよいでしょう。

これで完成です!
保存は冷蔵庫で1週間、冷凍庫で1か月を目安にしてください。
そのまま日本酒やウイスキーとちびちびやるのもいいですし、炊き込みご飯や卵とじにしてもおいしいです!

米1合に今回のレシピの1/2量を入れて炊飯。調味液のぶん、水は少し調整を。
佃煮と水を入れて煮たて、溶き卵でとじるだけ。煮汁の味が薄ければ醤油等を足して。

使いみちに迷っている生牡蠣があれば、まずは佃煮に加工すると便利です。

次にオイル漬けをご紹介します。
佃煮より少しだけ手間がかかりますが、冷蔵庫で2週間程度保存可能と、少し長く日持ちしますし、こちらもそのままでもアレンジも豊富に楽しめておすすめです!
用意する材料はこちら。

・牡蠣 150g
・塩 小さじ1/4(1.5g)
・にんにく 1片
・鷹の爪 1本
・ローリエ 1枚
・オリーブオイル 適量

にんにく、鷹の爪、ローリエはお好みでどれかを選んで入れてもいいですし、なくてもよいです。また、黒こしょう(粒)やタイムやローズマリーなどのスパイス、ハーブを使ってもOKです!

それでは作り始めましょう。
まず牡蠣の下処理を行います。適量の塩(分量外)を振って手で揉み洗いし、水を2~3回変えて、やさしく洗います。ここまでは佃煮と同様の下処理になります。

そして洗い終わったら、キッチンペーパーでしっかり水けをふきとりましょう。

バットに並べて行うと作業しやすいです。
しっかりと水けをふきとったら、分量の塩を全体にふります。

全体にまんべんなく振ったら、フライパンに並べて強火にかけます。

このとき油はひかなくて大丈夫です。ただ、もしお手持ちのフライパンに牡蠣が張り付く心配がある場合は少量の油をひいてください。

水分が出て来てふつふつと泡立ってきたら火を弱めて5~6分、途中で裏返したり、フライパンをゆすったりしながら、しっかりと牡蠣に火を通してください。
水分がなくなったら火を止めてそのまま冷まします。

牡蠣が覚めたら清潔な瓶に移して、半分に切って潰したにんにく、種を除いた鷹の爪、ローリエも入れます。

あとはオリーブオイルを注いで完成です!
牡蠣が浸るくらい、十分にオイルを入れてください。冷蔵庫で2週間ほど日持ちします。

そのままワインのおつまみにするのはもちろん、この浸っているオイルもおいしくなりますので、牡蠣と一緒に料理に使いましょう!
トーストしたバケットにんにく風味のついたオイルごと牡蠣をのせればお手軽ブルスケッタにもなります。

牡蠣とオイルを使ったパスタは間違いないおいしさです!ネギやきのこなどお好みの食材も組み合わせて、アレンジを楽しんでみてください。

ネギ塩レモンのパスタ。

オイルを使ったごはん、リゾットもおいしいですよ。

菜の花とのリゾット。

このほか炒め物なども簡単でおすすめですし、オイルを大量消費したいときはアヒージョがおすすめです!

オイルごと牡蠣を小さなフライパンに入れて弱火で加熱するだけで完成!
一緒に漬けた鷹の爪やにんにくもここに入れて、全部おいしくいただけます。

また、今回は料理に使いやすい塩味のオイル漬けをご紹介しましたが、オイスターソースやしょうゆで味つけしてもおいしいです。

その場合は、火にかける前に振る塩の量をごく少量(全体にぱらぱらっと)にして、牡蠣に火を通すタイミングで、オイスターソースなら大さじ1/2、醤油なら小さじ1をかけて、水分をとばしながら全体に味を絡めます。

オイスターソース味やしょうゆ味でも、お好みでローリエやにんにく、鷹の爪などの風味付けしてください。また、オリーブオイルの代わりにごま油で漬けてもよいです。

エスニック風の牡蠣のオムレツ。オイスターソース味×ごま油を使いました。

和風や中華、エスニックなどのアレンジもおいしくできます!
味付けや油の種類など、自分好みのオイル漬けを見つけるのも楽しいと思います。

牡蠣の作り置き2品についてご紹介しました。日持ちするのでちょっと長く楽しめるだけでなく、そのままおつまみとしていただいたり、アレンジで色々な料理に使うこともできます。

作っておけばいいことたくさんの牡蠣の作り置き!
お買い得のときにはまとめ買いして、佃煮やオイル漬けを作ってみてはいかがでしょう。

それではおいしく食べて、元気にお過ごしください♪

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