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「ひとみ」(詩)

ひとり

しずかな闇だ

ぽとり

しぼむ湖面だ

頬をトマトにすりよせ

ひたり

闇も一歩進もうか

したり

その顔を私は好きという

じりり

でも時折見つめ合って怒り合う

りりん

澄んだ瞳を重ねなくてはいけない

わたし

そのためにいつも純粋を溢れさせているの

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