「月の夜」(詩)
月が のぞきこむ
まるい頬を 撫でるように見上げた
こんばんは
こんばんは
目が合って 挨拶
手を振りあって 元気の合図
雲は遠慮して よけていく
風は茶々を入れながらいく
少し寒くなりました
葉っぱが赤くなりました
言葉のような 気持ちのような
日記のような 手紙のような
送り合って 目を閉じる
夢に降りていく 手を取ってくださった
今夜は 夜で 踊りましょう、と
明るい光が 差し込むのでした
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