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「書欲」(詩)

書くことは汚れない
私の手が
どれほど汚れても

生きることは汚れること
それはとても大らかに
その汚れを受け入れよう

雲に月が灯る
蝶に花は広がる
連なった声は名を結び目として長くなる

それらすべてを書いていたい
書いていたいのだ 私のままで

どんなに汚れが身を燃やそうと
私のペン先は静かに

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