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「真白」(詩)

どきどきした
はじめての物語
私の手が文字を生んでいく
一行がつみ重なって
幾千の星もおとす
真白の白を知った

はらはらと泣いた
物語りはあった

あんまりだと顔を覆った
物語りだって生んだ

だけどいつか書く
しあわせな物語に胸はうつ

どんなときも私の白を焼き消す
真白を愛してる

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