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「安堵」(詩)

もう 書けないのじゃないかと
思って 溢れたこともある
必死でたどった糸の先で
単純な一文を見つけたときの
あの安堵

星が動き続けている
風が回り続けている
水が砂を落ちていく

それと同じだけの
私の 
私だけの重い安堵

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