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「シンボル」(詩)


あたらしいシンボルでありたい

涙の筋を増やしながら 朝も夜も

夜明けが夕暮れが特別好きでいたい

嵐の声は届きにくいけれど
風のすべての助けをかりて
海へ届けてやりたい

あたらしい幻でありたい

目の醒める嵐の中心に立って

届いた海におちていく一筋の

あきらかな青を宿したい



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