「ゆらる」(詩)
おはようの後の
光
あたらしいことのそばで
終わりは うつらうつら 揺れて
明日のうしろに
いつでも終わりはついてまわる
あなたに おはよう
おやすみを
あいしてるを
さようならも 手首に巻いて
それでも 手の平には 私の手の平を重ねる
ゆれて ゆれて
進んでいきましょう
ゆらり ゆらり
入れかわる言葉をあいまにはさんで
ただ この体温が
ゆっくりと 空気に追いこされる
その 今まで
おはようの後の
光
あたらしいことのそばで
終わりは うつらうつら 揺れて
明日のうしろに
いつでも終わりはついてまわる
あなたに おはよう
おやすみを
あいしてるを
さようならも 手首に巻いて
それでも 手の平には 私の手の平を重ねる
ゆれて ゆれて
進んでいきましょう
ゆらり ゆらり
入れかわる言葉をあいまにはさんで
ただ この体温が
ゆっくりと 空気に追いこされる
その 今まで