「どうかしら」(詩)
わたしは 自由かしら
どうかしら
光はあたる その場で認めあうことを捨て
どれほど混沌を吞み込もうと
どれほど自己を消失しても
たった一点から 全てが立ち現れるというのなら
わたしは自由なのだと思う
どうかしら
そんなものさえ 必要とする
それは自由かしら
どうかしら
何もかも不要とすることが
果たして自由かしら
どうなのかしらね
きっと
こうして考えて増えていく道筋を
無下に 切り落とされないのなら
あるいは
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