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秋曈 鋳蔦
2023年11月26日 09:23
人間である前に隣人であること所詮はわたしに関係ないからと、それでも愛しておくべきらしいのです結局、隣の芝の色は気になるのです隣人である前に人間であること所詮はどこの誰でもないけれど、故に憎むべきものではないのです尚更、自分の心が卑屈なのです
2023年11月26日 01:09
元に返すというのは、随分身勝手な事だった。こちらから拾っておきながら、一枚に戻してやるなんて。責任、取れなくてごめんな泣いてるみんな。マグマのそこでふつふつ泣いてる
2023年11月24日 20:36
ぎゃあぎゃあ泣き止まねぇんだずっと、あのひの追放された日から俺の目には7階の冷たいドアと風だけがずっと「現実だって」吹いてる泣き止まねぇんだまだ妬いてるんだ焼き回したビデオも今の回線だってなんにも変わってない帰りたい病院の小さな箱にあの日までしか家は……
2023年11月11日 23:38
ギリギリギリギリ立てた歯が削れていく破片で指し示してやる俺の首に線が伝ってざまあみろ、あの日のあんたとお揃いだ
2023年11月11日 20:52
ぐらぐら冬眠前の一口目が覚めたら全部溶けている知っている冬の死体ぐつぐつ拭った秋の味目が覚めたら全部夢になっている知りたくない君の死体
2023年11月8日 00:58
ふつかたっていた嫌、みっか、かなわざと飲まないでいた錠剤は小さな反抗心と怠惰。それと自殺。どうやってタッケみつけた、もっていたケサランパサランとくろーばーはブリキ缶の中
2023年11月3日 19:28
小洒落たルーチンはない朝起きて、死を予測するそういう人もいるのではないか。いても良いんじゃないか。実は探してたりしないか、君しないか何も明るいことだけが目の前にぶら下がっていなくてもいい。勝者には敗者のおかげを、光には影を忘れてはいけない。別にいらないなら、目を潰しなさい。朝と言っても、大体、夢も別にいいものでは無い。ズルズル鉛のように重い蒲団にくるまったまま、近日の寒さが肌に
2023年11月3日 14:33
やさしい言葉でつたえたいかんたんで憎しみのあるR君は人間の堕落を企てたたぶん、それ5歳の書いた素晴らしい詩と私の書いた酷い散文何も知らない無垢なんて、うそだよね庭で死んだ雛も隙間から覗いた喘ぎもR君がそんなこと言うなら滅多刺しにして欲しかった
2023年11月3日 14:29
とっくに殺して欲しかったいつも瀬戸際で目が覚める砂浜から持って帰ってはいけないと教えられたでも、言いつけは破ったよ君の電話番号が知りたかったいつでも呼び出してくれるだろいつでも待っているんだろうサラサラうねる黒髪にベタつく風を纏っている帰りたい君の胸元へ