角野隼斗ソロ最終公演 @札幌(2022.2.5)
札幌での角野隼斗/Cateenさんは色々な意味で素晴らしかった!!(以後敬称略)(ヘッダーは撮影可の演奏終了直後)
特にプログラム後半、Cateeney Landは楽しかった!今回特筆すべきはホールの音響の良さ。わざわざ訪れる価値があった。
札幌は全国ツアー8公演目で、ソロのみの公演としては最終日。
実は私にとって3公演目で、過去2公演の感想文(大阪編、沼津編)をしっかり書いたため、今回はツイートのみ、エッセンス(ネタバレ最小限)を140字以内に詰めたつもりだった↓
しかし・・・noteでの詳細レポを期待頂くリプを頂き、正直困った。もともと書くつもりがなく、後半の凄すぎた演奏で詳細は脳に記憶されなかったからだ。
今回に限り思い出せる範囲で書いてみることにしたが、語彙力も文才もないため、ひと様に読んで頂くnoteを書くにはそれなりの労力を要する。今後は私自身が書きたい衝動に駆られる時だけ書くことにしたい。。
Kitaraホールや客層
ホールは札幌市のほぼ中心にある中島公園の中にある。舞台を客席が囲む形で、形は大阪シンフォニーホールなどに似ている。壁面は木目調で温かみがあり、天井にはシャンデリアと巨大な音響反射板があり華やか。HPによると、残響時間は満席時に約2.0秒(一般にクラシック音楽を聴くのに最適)。
私の座席は前から4列目のほぼ中央、若干右寄り。ピアノの大屋根が斜め左前に見える。ざっと見た限り1-1.5割の空席があった。チケットは完売だが、諸事情で断念された方もいたのだろう。
客層は中高年の女性が多かった印象だが、夫妻やカップル、家族づれ、母娘といった層も一定数いた。
前半:Chopin and Hayato Sumino
開演時間になり、角野はスタンドカラーの白いシャツに黒ジャケット姿で颯爽と現れ、笑顔とともに深々とお辞儀した後、反対側の客席にも同様にお辞儀した。
ショパン: ワルツ 第1番 変ホ長調 作品10 「華麗なる大円舞曲」
CHOPIN: WALTZS IN E FLAT MAJOR, OP.18
冒頭の同音連打「シ」が鳴らされただけで、ホールの音響の素晴らしさにぞくぞくっとした。
な、何ですか、この音の響きは!
天井の音響反射板から音が降り注ぎ、周囲の木目の壁で音がまろやかになる。大阪シンフォニーの音響もとても素晴らしかったが、Kitaraも。
ワルツのテンポ感を保ちつつ、鍵盤の上では軽やかに手が舞っていたに違いない。途中のゆったりした旋律部分は優雅で美しい音が耳に心地良い。
本人が1音1音の響きを味わって楽しんでいることは天を仰ぐような視線、一瞬目を閉じて頭を左右にゆっくり振る姿などからも感じた。
1曲目からホールにはいつもより多彩な角野サウンドが溢れ、幸せな空気に包まれた。
MC(記憶にある範囲)
皆さん、こんにちはー、ピアニストの角野隼斗です。大変な状況が続いていますが、スタッフや関係者、集まって下さる皆さまのお陰で、全国ツアーができていることに感謝しています。
今日も全力で演奏するので、皆さん最後まで楽しんで下さい!
角野隼斗: 大猫のワルツ
HAYATO SUMINO: BIG CAT WALTZ
椅子に座り、少し首を傾げ、数秒間アレンジを練った感じからスタート。
ほら、きた(笑)!期待通り、本日限りの前奏にワクワクした。あの高音のピロピロッ!がお洒落だった。プリンちゃんが雪の上をそっと歩き、肉球にその冷たさとサラサラを感じ、驚いているような映像が浮かんだ。お馴染みの本編部分はさらに洗練され、特に高音域の音は透明感があった。
角野隼斗/ショパン: 胎動
HAYATO SUMINO/CHOPIN: MOVEMENT
照明が暗く落とされ、ピアノと角野だけに柔らかい光が照らされ、壁面の内側に微かな光が灯されていき、森の中にいるように。Kitaraホールでの照明演出、なかなか憎い。
右手はショパンの練習曲 Etude Op.10-1をオマージュ、左手は力強くて優しくて心が温かくなる旋律。音が何とも耳に心地いい。
ショパコン予備予選に出発する前にかてぃんのYouTube CHにUPされたOp.10-1や予選直前にショパコン公式CHにUPされた動画が思い浮かび、私が当時色々感じたことが走馬灯のように駆け巡った。角野の前向きな意思が強く感じられる演奏だった。表情を見ていると、時折どこか遠くを見つめていて、ショパコンや昨年の出来事に思いを馳せていたのかもしれない。
※ この曲について感じたことは大阪公演と似ていたので、ご関心あればこちらを参照頂きたい。
ショパン: マズルカ ハ長調 作品24-2
CHOPIN: MAZURKAS IN C MAJOR, OP.24 NO.2
胎動の後、ほぼ間をおかずに始まったマズルカ。このマズルカの独特な旋律とリズムを全身で楽しんでいた。
※ マズルカについては別記事で語っている。
ショパン: エチュード イ短調 作品25-11 「木枯らし」
CHOPIN: ETUDES IN A MINOR, OP.25 NO.11
ここでホールの空気が一気に変わった。あまりの迫力で細かいことは覚えていないが、音響抜群なKitaraホールで聴いた木枯しはとりわけ迫力があった。
角野隼斗/ショパン: 追憶
HAYATO SUMINO/CHOPIN: RECOLLECTION
木枯しで高鳴った胸の鼓動を鎮めるかのようにホールの照明が暗くなった。が、完全消灯に近い暗さ。この暗闇の中でピアニストは弾けるのか、というチャレンジのように暗い。
私には角野に鍵盤がどの程度見えているかははっきりと分からなかった。しばしの静寂を経て、どこからともなく懐かしい旋律(バラード2番のオマージュ)が聞こえてきた。それは嵐の後の静かな海辺に打ち寄せては引く波のようだった。
聴き進めながら、角野自身がショパンに向き合ってきた過去、とりわけ2021年を静かに振り返りつつ、そこで得たものが音楽に昇華される瞬間に立ち会っている感覚になった。
今日もバラード2番以外にショパンのフレーズをさりげなく織り交ぜていたが、残念ながら何の曲だったか分からなかった。
ショパン: マズルカ 嬰ハ短調 作品63-3
CHOPIN: MAZURKAS IN C SHARP MINOR, OP.63 NO.3
追憶の余韻が残る中で、シンプルながら、無駄が削ぎ落とされたマズルカの旋律が心に沁み、侘び寂びの世界観を堪能した。
ショパン: ピアノソナタ 第2番 変ロ短調 作品35
CHOPIN: SONATA IN B FLAT MINOR, OP.35
I GRAVE - DOPPIO MOVIMENTO / II SCHERZO / III MARCHE FUNEBRE. LENTO / IV FINALE. PRESTO
今ツアーで聴き納めになる予感がしたソナタ2番。
ホールの音響効果も相まって角野が作り出す葬送の世界に1楽章の冒頭からぐいぐい引き込まれ、心にずっしりくる何か大事なメッセージを受け取った。涙線硬めな私だが、2楽章の中間部や3楽章の途中の美しい音色を聴いて、少し涙が出てきた。
重厚なバス音が鳴り、繊細な高音域の音が降り注いでくる夢のような空間で角野が紡ぐ「音」にただただ耳を傾け、目を閉じ、身を委ねた。その中で自分が自分ではなくなる瞬間、不思議な浮遊感を何度も感じた。一瞬逝ってしまったような感覚といったらいいのか。
(休憩)
ロビーに出ると、開演前には降っていなかった雪が本格的に降っていた。雪と日々闘う札幌や雪国の方には大変申し訳ないが、雪が滅多に降らない土地から来た私にとっては雪が降って積もっていく景色を見ると、それだけで心が躍る。
後半: Gershwin and Cateen
休憩後、角野はジャケットの下に白シャツの裾をアウトにした格好で登場。シリアスな角野隼斗がYouTubeでもお馴染みのCateenに変身してきた雰囲気に客席側もリラックスした様子。照明は舞台のみならず、客席側も明るめで、舞台装置がシンプルなミュージカル劇場風に。
ガーシュウィン: アイ・ガット・リズム
GERSHWIN: I GOT RHYTHM
椅子に座った途端、Cateenは身体をちょっと揺らしながら楽し気にピアノを弾き始めた。新しいアレンジ?と思いきや、聞き覚えあるメロディ、Let It Snow! Let It Snow! Let it Snow!が!!
ははーん、さては(楽屋から雪を)見たな(笑)
Let It Snow!からI Got Rhythmのコード進行(リズムチェンジ)に自然に移行した後、かつてロンドンで何度も観たミュージカル「Crazy For You」のI Got Rhythmが歌われるシーンが思い浮かんだ(以下は私のイメージに近かったもの)。
Cateenはタップシューズを鳴らすがごとく、左足でタップ、じゃない、リズムを刻みながら、たまに足が宙に浮いたり・・、指パチンも入れ、すっかり乗ってて・・・6月のブルーノートで観た自由なCateenがそこにいた。
YouTubeのLevel 10の曲とは別に、即興で新たなバージョンを作ってしまったように聴こえた。客席もCateenのテンションに合わせ、熱気に包まれた。
ガーシュウィン: 3つの前奏曲
GERSHWIN: 3 PRELUDES
雪テンションのCateen節の勢いを残しつつ、大人なジャズの香りも漂っていた。2番ではラテン風スウィングが、3番では左手左足のビートに乗り、右手の旋律・リズムが小粋で躍動感があった。
MC(記憶が曖昧な箇所は省略and/or意訳)
ありがとうございます、ハハハ!(みたいな感じだったかと)
休憩時間中、楽譜、(首を左右に振りながら)、いや楽譜じゃない、楽屋から外を見たら雪が降っていて、テンション上がって(会場から笑いと拍手)1曲目にLet It Snow!を入れちゃいました(茶目っ気あるくしゃくしゃな笑顔)。
あ、北海道の方はテンション上がらないと思いますが(会場からも笑い)
次に弾く曲はTEEN FANTASIAと言い、少年の心を忘れない気持ちを表してみました。
角野隼斗: ティーン・ファンタジア
HAYATO SUMINO: TEEN FANTASIA
今回は雪で無心に遊ぶ子どもたちの姿が思い浮かんだ。ジャズのリズム(Bill Evans風)が軸にありつつ、ディズニーっぽさも、ジブリっぽさも、ラグライム(ジョプリン)っぽさも、ちょっとずつ感じる「音」が私には聞こえてきた。それは、子どもたちがそれぞれやりたいことをやって楽しむ姿と重なった。
TEENは10代の少年を表すteenagerのteenであり、Cateen自身をも表しているのではないか。脱線するが、Cateenの中にはCat(猫)とTeen(少年)が共存してることに今更ながら気付いた。Cateenの成分は猫と少年だったんだ!!
---- 【2/12追記】脱線 -------
Cateenには子鹿の成分も入っている疑惑浮上⁉️子鹿も少年の一種かな。
--- 脱線終わり --------------
ほぼ100年前にNYで活躍したガーシュウィンもクラシックを学んだ後、NYの街角や劇場などで耳にしたジャズ、ブルース、ラグタイム、タンゴ、ゴスペル、アフリカ音楽・・・さまざまなジャンルの音楽から影響を受けて、それら(の要素)をミュージカルやオペラの曲などに自由に取り入れて作曲をしていたと聞く。さまざまなジャンルの音楽をボーダレスに楽しんできたCateenが似たようなことに挑戦してみた結果、誕生したのがこのTEEN FANTASIAなのかなと思った。
ガーシュウィン: ラプソディー・イン・ブルーGERSHWIN: RHAPSODY IN BLUE
TEEN FANTASIAが終わり、Cateenは舞台袖へ。スタッフがピアニカの置く台をセットした後、赤いピアニカを持ち、Cateenが再登場。
座りながらピアニカを台に置いたと思ったら、なんと!冒頭からピアニカを弾き・吹き始めた。
ガーシュウィン自身はラプソディをピアノ2台Ver.で作曲し、冒頭に上行17連符グリッサンドを含めた。グローフェがピアノ独奏と管弦楽で編曲したVer.では冒頭クラリネットが演奏する。
Cateenはクラリネット風にピアニカで弾いた。上行する17連符を小さいキーのピアニカで弾くのは相当難しかっただろうに...。このピカニカの入りは私が知る限り初めて。
TEEN FANTASIAでも盛り上がったCateenは、ラプソディでさらに勢いづき、アドリブを入れ、どんどん脱線していった。頭で考えて・・とかではなく、全身が楽器になり、勝手に動いていた感じ。その大胆な脱線ぶりがカッコよく、観客もワクワクし、どんどん引き込まれていった。稚拙な表現になるが、ディズニーランドで新しいアトラクションに乗った時の気分になった。
私の聞き間違いでなければ、小曽根のGotta Be Happyも少し入れていた。6月のブルーノートで小曽根と即興でセッションしていた同曲の演奏を思い出し、顔がにやけてしまった。
こちらが忘れた頃、ガーシュウィンの原曲に戻り、またアドリブが・・・といった繰り返しで、ピアノとピアニカで、管弦楽Ver.の世界観をも表現し圧巻の演奏だった。カデンツァもシンフォニックで、見えないかてぃん管弦楽団が大活躍だった。今日はCateen編曲と言い直した方がいいレベルの「遊び」ようだった。世界中に聴いて欲しかった一期一会の演奏。
今思えば、TEEN FANTASIAは少年の可愛い冒険で、今日のラプソディは少年の気持ちを持ち続ける大人のワイルドな冒険だった。
曲を終えて立ち上がった角野の表情は生き生きと充足感に満ちていた。彼自身が音楽の世界に没入し、心から楽しんだことが感じられ、私たちもそれを大いに楽しんだ。
会場から今日一番の大きな拍手が贈られた。前方席中心にスタンディングオベーションもあった。後で知人(道民)から聞いたが、道民の方はスタンディングオベーションはなかなかしない、周りがしてもやらない人が多いらしい。でも代わりに大きな拍手で賞賛の気持ちが贈られていた。
過去の動画
※ ピアノ1台Ver. Jazz Auditoria Online 2021のオープニング (April 2021) (27’40”から)
※ ピアノ1台Ver. Disney 'This Bag Contains Magic' Exhibition organized by Globe-Trotter (December 2021)
En Core
●パデレフスキーのノクターン16-4
心に沁みる旋律。ミュージカル劇場から教会で聖歌を聴いているような気分に。
●子犬のワルツ
今回もトリル多めに弾き、撮影隊の準備を待ってくれ、後半はホールを見渡し、皆がスマフォを向ける姿を楽しんで見ていて、その姿にまた笑いが起こった。
●英雄ポロネーズ
ソロ公演最後の英雄ポロネーズが特に素晴らしかったことは言うまでもない。
最後の挨拶(多分、英ポロの前)
1人で行う公演はこれが最後になります。多くの人に足を運んで頂けて嬉しく思います。全国ツアーがずっとできなかったので。
2019年初めにツアーをしましたが、札幌では当時200人の会場でやらせて貰いました。
2021年にはさまざまな経験をさせてもらって、その集大成として音楽を届けたいと考えました。
音楽を演奏して、皆にHappyになって頂きたい。さまざまな感情があり、音楽を通して届けたい。
僕はいったい何言ってんだろう?
何かを感じて頂けたら嬉しいです。
今回僕のことを支えて下さった金子先生がいらして下さっています。こんな遠い所まで(1階の会場の中ほどに座っていた金子先生が会釈)。それなのに、僕は先生に頂いたマフラーを昨日ラーメン屋に忘れてきてしまったので、後で取りに行きます(会場、どよめきと笑い) (注1)
注1: デジャブ🤭
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英雄ポロネーズを弾いた後、舞台袖に下がった後、私が座っていた右寄りブロックからは、かてぃんさんがぴょんぴょん跳ねる姿が見え、笑いが起こった。楽しかったーという感情とソロ公演が終わった安堵から自然に飛びたくなったんだろうけど、それ、見えてるから!!!隣の女性(角野ファンの方でコンサートは初)は「か、可愛い」と声に出して微笑んでいた。
何度かカーテンコールが続き、最後に登場した時は、笑顔で客席を見ながら、ピアノの蓋を片手で静かに閉めた。何度か胸の前で合掌し、最後は「ありがとうございました」と言って、袖に下がる手前で客席に両手でバイバイをして退場した。
Cateenさんから・・・
プログラムには角野のメッセージが以下の通り記されている。
大阪、沼津の時には、かてぃんさんに申し訳ないが、チラ見しかしていなかったプログラムの言葉。札幌公演前にちゃんと読み、公演に臨んだ。
この短いが含蓄のあるメッセージ、札幌公演中に心から共感した。3公演を通じ、角野/Cateenの唯一無二の「音」、「音楽」から、少年でいたい、少年の心を忘れないでいたい、いつまでも冒険し続けたいという気持ちが伝わってきた。
札幌前の7つのソロ公演では、コ口ナ禍での長距離の移動後、ピアノの個体差や音響の異なるホールに適応しなければならず、さぞかし大変だっただろう。それらを乗り越え、札幌まで何とか来られ、プログラム前半を終え、ソロ編の完走ゴールが見えてきたところで、少年は給水所(楽屋)で雪を見てしまった。
これでテンション上がるのは、私にも分かる。どの公演でも後半は盛り上がったが、雪のお陰もあり、札幌はso specialだった!
ピアニストのソロ公演でこんなに興奮したことは未だかつてないかもしれない。右隣の女性と自然に何度も目が合い、楽しさを共有できた。金子先生のツイートにもあるが、観客との一体感、本当に凄かった!
改めて思うが、選曲、曲順、曲と曲のつなぎ、照明演出・・プログラムは緻密に考えられ、入念に準備されたと思う。そういう土台があってこそ、自由に遊べたんだと。
・・・色々な意味で札幌公演は、マイベストライブとして、昨年ブルーノート千秋楽同様、一生忘れられない思い出、宝物となった。
公演後の道民への直撃インタビュー
公演後、ホールの外、ストリートピアノの近くでかてぃんさんのコンサートに行った方々(札幌市民10人くらい、全員初対面!)と話す機会があった。
皆さんは他のピアニストのファンだが、気になる存在のかてぃんさんの公演には大いに関心があり、それぞれ苦労してチケットを入手された模様。
公演は楽しかった、特に後半が良かった、ショパンコンクールのセミファイナリストってやっぱり凄かった、かてぃんさんはすごくカッコいいと激褒め。また、Kitaraホールの音響、すごく良かった!とも。かてぃんさんの一ファンとして、札幌市民の皆さんのアツい感想を直接聞けたのも嬉しかった。
以下は公演終了後、すぐ来たツイート。
その後、雪は翌朝まで降り続き、札幌では10年ぶりの大雪となった。札幌市民の皆さまの無事を祈って、私はその日の夜、順調に乗り物を乗り継ぎ、帰途に着いた。私個人にとって大変思い入れのある札幌に来られて本当に良かった。
(終わり)