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テクノロジーが進化しても、知らない言葉を学びたい

言葉を知らなくても
困らない世界になってきたと思う。

漢字が書けなくても予測変換が勝手に導き出してくれるし、意味を知らない単語は打ち込むだけで情報が表示される。
まだ未経験だけれど、ChatGPTなら「こんな文章を書いて」という指示だけで全てが済んでしまうのかもしれない。

タイパとコスパを重んじるならば
文章を書く際、PCが担ってくれる仕事に、学習や記憶など、人間の労力を割くのは無駄という考えの人もいるだろう。

それでも私は、知らない語句に出会うと書き留めたくなり、意味や読みを調べ、なるほど、とペンでメモをとる。

こうしないと定着しない、ということも含め、感覚が古いのかもしれない。けれど、この作業がなんとも言えず楽しい。

読書は知らない言葉の宝庫だ。知らない知識や考え方に出会い、文章を丸ごと書き留めておくこともある。

そうして貯まったものを読み返すのも、読書の楽しみになっている。

「書き留める」ことが大事で、道具にはこだわりがなかった。

メモ帳を一枚、二つ折りにして、しおり代わりに使い、「これは!」と思ったらサッと書きつけ、読み終わってメモを捨てるタイミングで、手帳に貼るか、書き写す。
(以前書いた、最低限の管理をしているマンスリーに残している)

セリフや文章をまとめて残したい時や、
書く手間が惜しい時には「ココフセン」を使う。

そんな風にざっくりと
読書中のメモをしていたけれど、


知らないところで



私のやりたかったことが製品化されていた。

きれいなデザイン…!
これなら、どこでも人目を気にせず書けそうだ。

なにより、同じものを求めている人が
世の中に居たのか!と驚いた。

すぐに閉じるとインクが本に写ってしまわないか?という心配はあるけれど、用紙も数種類あるらしい。

日付や時間、タイトルが書けるミーティング用紙で、そのまま読書記録にしてもいいし、リスト式はザッと書いてもスッキリ読みやすそう。文章を丸ごと残すなら、縦書きメモだろう。

マメな性格ではないので、読書をしながらこのメモにキレイに書いていく姿は想像できないし、結局、使うのはシンプルな横罫かなぁ。と思いながら、まだ少し、どれを買うべきか迷っている。

世の中がどんどん紙とペンを手放していったとしても、私はこの楽しみを止められないのだろう。


友人も家族も、本を読む人が少ない。読書する時のツールの話題など、誰も興味を持ってくれないだろう。けれど、きっとnoteの海なら、いつかどこかの誰かに共感してもらえるのでは。と書き綴ってみた。

好きなことを好きに書けるのは楽しい。

最初の投稿に書いたことが、少しずつ叶えられている気がする。
noteをはじめて、本当に良かった。

世間の流れに関係なく、私のままで居ることも大事にして良いのだ。


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