📻「謎」を秘めた方が名作となるのかもしれない
ちゃんと完結するよりも、様々な解釈のできる「謎」を秘めた作品のほうが、心に残るのではないか?
今回はそんな「謎」を秘めた名作と、厳選した、その作品の動画を、ラジオ番組のように紹介します。
オープニング 「オールナイトnote」
こんばんは~♪
アキラシュタインの、「オールナイトnote」です!
師走の騒がしい日々ですが、今回もお読みいただきありがとうございます。
え~、今週の投稿は、書き終えてみると、ラジオ風の投稿になりました。
そこでいっそのこと、「ラジオの乗り」で、読み進めていただきましょうと、一味加えてみました。
そういうわけで、今週は
「謎」を秘めた方が名作となるのかもしれない
というテーマでお送りします。
どうぞ、最後までお付き合いください~♬
新世紀エヴァンゲリオン
まず「謎」を秘めたといえばこの作品。
最初はTVアニメとして放送されました。
その斬新な内容に込められた「謎」は、視聴者を釘付けにし、まさに社会現象を巻き起こしました。
その後、映画が続編的に放映されるも、本当の意味で内容の解明には至らず。
しかしそれから十数年後、再び作品が四部作の映画として作り直され、一応完結。
まだまだ人気は衰えません。
一曲目は、今週はそんなブームの火付け役となったTVから、やはりこの曲の動画を紹介します。
「残酷な天使のテーゼ」
ボヘミアン ラプソディ
いきなり、アニメからロックへ。
「謎」を秘めた作品として、この曲をひらめきました。
もう紹介するまでもない、イギリスのロックバンド、クイーンの名曲中の名曲。
音楽的にもすばらしいのですが、なんといっても「謎」の歌詞。
その奇怪な歌詞は、それを作ったフレディ・マーキュリーの生涯が重ねられ、様々な解釈がなされました。
しかし、本当のところはフレディが知るのみ。
クイーンの他のメンバーも、この曲について質問されることが多すぎて、うんざりのようです。
では、お聞きください。
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
話は再びアニメに。
「謎」を秘めたといえば、この作品を忘れてはなりません。
こちらも社会現象を巻き起こした、ファーストガンダムのまさに完結編。
ガンダムといえば、制作側も大変だったみたいですが、ファーストから対象年齢が高く、とてもよくできた作品でした。
しかし、続編のZガンダムからは視聴者を突き放すかのように難解。
物語はさらにZZを挟みましてから、映画としてこの作品が公開されました。
ファーストから因縁のある、アムロとシャアの運命の決着を描いた作品だったのですが、ラストがまさに「謎」!?
この作品こそ、「謎」によって作品の魅力を示した、代表例だともいえるでしょう。
そのラストは様々な解釈ができ、本作はプロのアニメ関係者のファンも多く、その評価もとても高いです。
先に紹介した、エヴァンゲリオンの創作にも影響を与えたことは間違いありません。
以前私が投稿した記事でも書きましたが、そんな関係者のこの作品に対する想いを綴った同人誌も発売されました。
それも、エヴァの庵野秀明が責任編集を行っているのです。
そんな、逆襲のシャアからは、もちろん主題歌であるこの曲の動画を紹介します。
「BEYOND THE TIME」
君たちはどう生きるか
今年公開された宮崎監督の渾身の一作。
宮崎駿といえば、業界では「人間的には面白いのだが、作品は真面目」と揶揄されていたようです。
しかし、今年、この作品を世に出しました。
その完成度は、まさに周囲を黙らせました。
公開前はいっさい宣伝がなく、監督自身も心配したほどでしたが、公開後は世界中で高評価です。
やはり宮崎駿は偉大でした。
こんな私も、過去に今作の感想を投稿しました。
この作品からは、最近upされた、この動画を紹介します。
実をいいますと、今回の投稿のテーマは、この動画を観てひらめきました。
米津玄師の主題歌「地球儀」
エンディング 📻「謎」を秘めた方が名作となるのかもしれない
いかがでしたでしょうか。
今回、「謎」という共通点から、名作と、その内容を振り返るのにふさわしい動画を紹介しました。
他にも紹介したい作品もあったのですが(できれば「AKIRA」とか)、なかなかYouTubeの方でいい動画がなくて、今回はこれらの作品になりました。
アニメや映画、物語、歌といった多くの作品があります。
作品としては「終わり良ければすべて良し」といわれます。
ですが、今回のように、制作側では終っても、「視聴者・ファンの方では終っていない=完全に理解できていない」作品があります。
つまり「謎」として残る。
こんな作品は常識では、一般的には受け入れにくいかもしれません。
しかし、こうして過去の名作を振り返りますと、「逆にわからないこと=想像を膨らませ、作品の魅力を増す」効果もあるのではないでしょうか。
いや、間違いなくあります。
名作はやがて、伝説となるのです。
少し回りくどくなりましたが、今後は、こんな点も意識して、作品を楽しんでみてはいかがでしょうか。
もし、今回紹介した作品を敬遠している方がいたら、ぜひこの機会にチャレンジしてほしいです!