「実に面白い」
今週は「ガリレオ」の話題と共に「科学的な占い」から人間の可能性について述べてみた。
東野圭吾を爆流らせろ!
突然だが「東野圭吾」なる作家をご存知だろうか。
まぁ、知らない人のほうが少ないといえよう。
代表作で、有名なドラマ化された作品は、福山雅治が演じる「ガリレオシリーズ」や、阿部寛演じる「新参者」を含む「加賀恭一郎シリーズ」の原作者である。
こういった事件もの以外にも「ナミヤ雑貨店の奇蹟」といったファンタジーも映画化された。
さらにダークな「白夜行」のシリーズ(?)でもファンには有名だ。
今や、日本を代表するミステリー作家の1人だ。
そんな東野圭吾のガリレオシリーズの文庫最新刊「透明な螺旋」の発売を記念して、とても面白いキャンペーンが開催中である。
「東野圭吾を爆流(バズ)らせろ!」というキャンペーンである。
それは、読者側であるわれわれが、ガリレオの短編のタイトルを考えて応募するというもの。
選ばれたタイトルをもとに、東野圭吾自らが選考し、そのタイトルで新作短編を執筆するというのだ。
あまり関心のない人にとっては、だからどうしたという反応もあるかもしれない。
しかし、このタイトルには法則があって、その発想が面白い。
それは、ガリレオの作品には、実例を挙げると
といった、奇抜な漢字+送りがなの組み合わせがタイトルの話が多数ある。
そこで今回、この規則性をもった、オリジナルのタイトルに読みがなを添えて応募するというもの。
この規則性で言葉を考えるだけで面白いのに、選ばれれば、自分の考えたタイトルの作品ができるなんて。
ファンの1人として、俄然やる気が出てきた。
締切は今年の10月末までだ。
ぜひ、応募しよう!
「実に面白い」👓👆
科学的な占い
私は占いに弱い。
特に星占い。
毎朝TVの占いも見るし、ついでにLINEでも見てしまう。
かなり前にこんな投稿もした。
そこでは「3年の星占い」の本にハマっていることを書いた。
ちなみに、毎朝LINEで見るのもこの著者である、石井ゆかりの占いである。
まぁ、これは前置きである。
その後、こんな投稿もした。
いわゆる人気の性格判断「MBTI」または「16 Personalities」についての投稿をした。
私自身の診断の結果が、日本人に少ないという「建築家(INTJ)」であったのだが、かなり問題の多い性格であることに「動揺」してしまったという内容である。
今だから書くが、この性格診断にハマってしまった私は、この「建築家(INTJ)」について細かくネットで調べたり、本も買ってしまった。
自分を知ることも良いのだが、思わぬ出費だ。
また、これは違う例だが、世間ではこんな本もある。
この本を購入してアクセスコードを入手する。
それをもとにウェブテストを受けることで、自分の才能、強みがわかるという。
とても魅力的で興味深い。
念のため書くが、私はまだ買ってはいない。
だが本が、現在は¥2420だが、以前はもっと安かったのを少しずつ値上げしているという。
そればかりか、一度アクセスコードが使用された本では、ウェブテストが受けられず、古本は二束三文で売りたたかれているという。
これらを見ると、なんか、間違ってはいないのだが科学技術の商業利用というか。
人の弱みに付け込む、性格診断というよりまさに「科学的な占い」の怖さを感じる。
下手な星占いより当たるのでたちが悪い。
もっとコアな「よく当たる占い師に大金をつぎ込んで――」
なんて話も聞いたことがあるので、まだ本当の「占いの世界」に比べればかわいいものなのだろうが、気を付けなくてはならない。
確かに「科学的な占い」は、なんたって科学的な分だけ説得力もあり、当たっていると思ってしまう。
しかし、人の性格、感情の揺れ動きは、そんなテストの枠にはめられるほど単純ではない。
脳科学の現状ではないが、まだまだ、人の心は人体の小宇宙のなかにあるのだ。
試すのもいいが、ほどほどにしたいものだ。
そう、自分にも言っておく。
「要」は人間ドラマ
先日、聖戦士ダンバインを全話観た感想を投稿した。
ガンダムシリーズも好きで、その40周年の上映会についても投稿した。
どちらも同じサンライズのロボットアニメの名監督「富野由悠季」作品である。
ロボットアニメというと、多彩なメカ同士が、派手な戦いをする場面を思い浮かべる。
それが中心のアニメもある。
しかし、これまでをふりかえると、より魅力を感じるのは、むしろ登場人物たちの言動ではないか。
ダンバインも、昆虫をモチーフにしたデザインのメカに興味を持ったが、やはり一番魅力的だったのは人間同士のやり取りだった。
もちろんガンダムもそうだと断言できる。
他にも有名どころではエヴァンゲリヲンなどもそうだろう。
タイトルはメカの名前なのだが、内容は人間劇なのだ。
愛と憎しみ。
仲間たちとの交流や、宿敵との争い。
それらを織り交ぜつつ、成長していく登場人物たち。
そういった、実写では当たり前の人間ドラマが、やはりアニメでも「要」なのだ。
もっとも、アニメの良いところは、実写では表現できない、もっと過激な場面が描けること。
それこそ最初に戻ると、巨大ロボットのリアルな殺し合いである。
わかりあえないライバル同士の哀しい対決。
そんななかに、小さな愛のやりとりを見せられると、とてもかけがえのないものに感じる。
前章の話をするが、やはりこういう作品を見ると、「科学的な占い」の限界を感じてしまう。
多種多様な人間たち。
まだまだ、科学では解明できない、さらには科学を超える可能性(ニュータイプとか)があるのではないだろうか。
まとめ 「実に面白い」
ガリレオのキャンペーンと、人の心の奥深さに触れてみたが、いかがだったろうか。
他愛のないキャンペーンだが、考えるだけで楽しいのに、東野圭吾を爆流らせると、それが作品になるのだから、こんな嬉しいことはない。
私もすでにいくつか考えているが、3つまとめて応募しようと思っている。
また「科学的な占い」も、ハマりすぎないようにしたい。
確かに客観的に考えると、人の行動はある程度予想できてしまうだろう。
それを総合的に分析すれば、パターン化もできる。
しかし確実ではないだろう。
人の心の可能性は、まだまだ数値で表せるほど単純ではないのだから。
それは多くのアニメなどの作品でも語られている。
そう信じて、自分で自分に壁を作らず、進んで行こうではないか。
人生はおどろきの連続で、いつも何が起こるかわからないのだから。
まぁ、自問自答かな (^_^;)
‥‥‥でも、いつの日にか!? (゚Д゚;)
今週のエンディングは、やはりガリレオと来たらKOH⁺で。
沈黙のパレードより、「ヒトツボシ」を!
観てない人がいたら、ぜひ原作とともにオススメです。
今週もありがとうございました。
楽しみながら投稿しました。
今後ともよろしくお願いいたします。
つづく