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【事業人】スタートアップの組織作りの決定版「Future Enablement」を世の中に


はじめに

こんにちは。事業人(じぎょうじん)の西村と申します。2019年に事業人を創業してから今までの共有がみなさんにしっかりとできていなかったと思い、この五年間の歩みを皆さんに共有したいなと思いこのnoteを記しています。今回のnoteだけでは語りきれないぐらいたくさんのことがあったのですが、サマリとしてギュッと要点を書いていますので、ぜひ最後まで読んでくれると嬉しいです!

こんなことが書いてあります

  • 事業人の五年間の歩み

  • そもそも事業人は何をしているの?

  • コミュニティの成長と150社のご支援に至る経緯

  • スタートアップ組織作りの決定版「Future Enablement」とは


事業人とは(事業とコミュニティの両輪)

「事業」と「人事」の双方の責任者経験を持つ5人で創業した当社「株式会社事業人」。実は初期はクローズドな人事責任者の勉強会としてスタートをしており、そこから法人設立となり進化を遂げてきました。

現在は「スタートアップを中心とした組織人事への伴走をする事業」と、「人事責任者を中心とした相互啓発のコミュニティ」を運営しています。

5人の共同代表(社内では「言い出しっぺ」と呼んでます)

クライアントやスタートアップエコシステムにいらっしゃる方々から、事業と組織を高いレベルで接続できる企業の継続的な成長のパートナーとして少しずつ認知と評価が高まっていることを、とても嬉しく思っている今日この頃です。今回のnoteでは、スタートアップをメインとして支援する「事業」の側面にフォーカスを当ててここまでの軌跡をおさらいしたいと思います。

五年間のサマリ

思えば遠くに来たものだなという感想が強いですが、色々あった五年間をまとめてみるとこんな感じになります。

2020年(1期目):創業初年度。全員サイドワークとしての異例の創業。
2021年(2期目):事業づくりで手探りの時期。サービスメニュー開発に注力し、飛躍への仕込みを
2022年(3期目):西村&宇尾野がフルコミットへ。出力増が事業の成長を加速することを改めて実感。
2023年(4期目):ご支援先が100社を超える。体制強化に力を入れ、正社員採用を開始し、仕掛け人(複業メンバー)を含めて40名体制へ。
2024年(5期目):ご支援先150社へ。スタートアップの採用&組織作りの決定版としての「Future Enablement」を提唱し、新規事業にも着手。チームも50名を超えて新たなフェーズへ!

五年間での2大トピック「50&150」

色々とあったこの五年間においての二大トピックをあげるとすると、

  • 組織が拡大し、「50名」を超えるチームになってきたこと

  • サービスが強化されご支援先が「150社」を超えたこと

の2つになるかなと思います。組織を拡大することが目的ではない事業人ですが、よりよい影響を社会に届けていきたいと模索していく中で、5人で始まったチームが、50名を超えるという節目を感慨深く感じています。その中でメンバーの多様性も増してきており、

  • 各社のCHROとしてHR領域の最先端で現役で活躍しているメンバー

  • 事業責任者✖️人事責任者の双方の経験を持つ共同創業者に匹敵するレベルの経験値のメンバー

  • PRのプロフェッショナル、デザイナーやエンジニアなど、組織作りに想いと経験のある「HRの隣接領域のプロフェッショナル」のメンバー

などなど、クライアントやプロジェクトのニーズに合わせて、最強のチームを都度編成できる体制になってきています。

組織成長の変遷

特にクライアントの皆様との関わりで言うと、スタートアップが中心ではありますが、「新しい価値を生み出そうとしている企業」を規模を問わず支援させていただいております。とりわけその中心にいる「挑戦するリーダーと組織を応援したい」という思いは創業以来ぶれておりません。

また、僕らの一つのこだわりで「本当に必要な方々に自分達の価値を届けたい」ということで、積極的なマーケティングはせずに紹介ならびに直接のつながりのみでクライアント様と出会わせていただいております。

多くのベンチャーキャピタル様をはじめとするスタートアップ支援企業の皆様や僕らの活動に賛同してくださる方々の紹介で素敵なご縁が生まれていることを改めて御礼申し上げます。いつも有難うございます!

当社のご支援先企業様(一部掲載)

スタートアップの組織作りの決定版「Future Enablement」とは

この五年間、事業人として多くのクライアント様とご一緒させていただいてきている中で、僕らにはある確信が芽生えています。その確信とは

  1. スタートアップをはじめとする成長企業において、「組織作りのノウハウ」が圧倒的に不足していること

  2. また、ノウハウは一部導入されていても「活用するリソースや活用方法」についてはまだまだ大きな伸び代があること

  3. 一部の機能的な外部支援は支援企業数の増加に伴い進化を遂げているものの、事業のKPIに本当に寄与する「総合的な組織支援」の提供は全く足りていないこと

※機能支援とは
「採用」や「評価制度構築」「マネジャー育成」などの人事の一部機能を強化することを「機能的支援」と呼んでいます。

そんな中で、今年の2月に共同創業者の宇尾野が「未来を興す人たち」という記事(リンク)の中で「Future Enabler」(フューチャーイネーブラー)という概念を提唱させていただきました。事業と組織を面白い未来に導く新しい存在として、多くの反響をいただきました。興味を持って各種のお声がけいただいた皆さま本当に有難うございました!

新たな組織づくりを先導する「Future Enabler」

私たち事業人としては自らが「Future Enabler」として、150社のクライアントの組織づくりを未来に導いてきました。その実績と共に、この五年間でのサービス開発の知見、そして事業人に参画してくれている各社のCHROをはじめとするメンバー達の生の知見を元に「Future Enablement」(フューチャーイネーブルメント)という体系をスタートアップの組織作りのメソッドとして構築するに至りました。その一部の概念を下記にてご紹介します。

当社のサービス範囲(マッキンゼーの7Sによる整理)
サービスラインナップ(一部抜粋)

今回のnoteにおいては、「事業人の五年間の軌跡」をお伝えすることがメインのため、Future Enablementの詳細については後続する、事業人オフィシャルnoteの記事にてお伝えをしようと思っておりますので期待しながらお待ちいただけると嬉しいです。手前味噌ではありますが、本当の意味での「スタートアップの組織作りの決定版」となるノウハウになったと自負しています。

最後に、五年間を振り返った「西村目線の振り返り」を。

ここまでは、ある意味で客観的に事業人の五年間を振り返ってきました。ここからは自分自身の目線で事業人のこれまでとこれからを記載してこのnoteの最終章としたいと思います。自分目線で事業人に対して感じていることは下記の3つです。

  1. 創業のきっかけの一つでもあったように、自分が人事責任者時代に「こんなパートナー(プロフェッショナル)がいてほしかった!」と言えるレベルに事業人がなってきていることが本当に嬉しい。言い換えれば、自分自身が「人事責任者」としては超えることができなかった壁を乗り越える方法が、世の中に確実にあるということが分かったことが嬉しいです。

  2. 世の中にめちゃくちゃ魅力的なリーダーがいるということを、起業前に比べて多く知ることができて嬉しい。自分自身が経営者という立場になって同じ目線で話せていることもあるし、野心的なリーダーほど組織や人に対して本気で考えているので、そういった方々からの声掛けで、組織の支援や戦略的アライアンスを通じて世の中への仕掛けを作っていけていることを嬉しく思っています。

  3. 一方で、ここ1〜2年でお声がけいただく数自体が圧倒的に増えていく中で、「期待に対してどう応えていくのか?」を本気で考えていかないと、僕らが労働集約的に対応していく限界を迎えていくだろうなと。現在も、単純にノウハウをコンサルティングとしてご提供するだけではなく、「Future Enablement」として体系化していくことでより多くの人に届けていけるように考えていますが、そのペースを早めなければならないなと危機感を感じています。(新たにスクール事業も仕込んでいるので、それはまたどこかでお話しさせてください)

改めて、記事としてまとめてみると、とても濃密な五年間だったなぁと思いつつ、まだまだやるべきことが多いなという思いが正直なところです。頼り甲斐のあるチームメンバーと共に、大いなる未来に向けてこれからも全速力で突っ走っていきます!(そして、こういった発信は継続的にしていきたいなぁと思っています。頑張る。)

最後になりますがこのnoteを読んでいただき「事業人について聞いてみたい!」「Future Enablementについて聞いてみたい!」などなど興味を持っていただいた方は、西村に連絡いただく(久しぶりに話したいとかも歓迎)か事業人のフォームよりご連絡いただけると嬉しいです!

最後まで読んでいただきありがとうございました!


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