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99%の人が知らない⁉︎ キャッシュフロー計算書とは

おつかれさまです。Akiネコです。
この記事は読むのに2〜3分程度を想定しております。

キャッシュフロー計算書って知ってますか?
会社の資金繰りを考えるうえで重要な表になりますので、知らなかったらこの機会にぜひ覚えていってください。


キャッシュフローとは

キャッシュは「資金」でフローは「流れ」という意味です。
二つを組み合わせたキャッシュフローとは『資金の流れ』という意味です。

主に会社が企業活動などで得たお金や使ったお金の収支を計算して、どのぐらいの現金が手元に残るかを計算した表がキャッシュフロー計算書になります。


キャッシュフロー計算書が馴染みのない理由

会社員の中には、キャッシュフロー計算書なんて知らないって方がいるかもしれません。

安心してください。それは知らなくて当たり前です。

馴染みのない理由3つ
・非上場企業は作成が義務付けられていないため
・簿記2級や3級では学ばないため
・資金繰りに関わる会社員はごく少数のため

毎年、どの企業も決算報告書を提出しています。
貸借対照表や損益計算書、株主資本等変動計算書などは簿記をやっている人ならば1度は聞いたことがあるかと思います。

ですが、キャッシュフロー計算書は非上場企業では作成が義務付けられておらず、簿記2級までの範囲では出てきません。なので知らない方が多いのは仕方がないことです。


非上場企業の割合

余談ですが、非上場企業が日本全体のどのぐらいの割合を占めているかご存知でしょうか?

答えは99%です。
それも限りなく100に近い99%です。

有名企業を身近に感じるため、多いイメージかもしれませんがほとんどが非上場企業です。

なので、年配の方でもキャッシュフロー計算書について知らないという人がいても不思議ではありません。
知ってる方は博識の部類に入ります。

では、次からキャッシュフロー計算書について説明していきます。


3つのキャッシュフロー

キャッシュフロー計算書では3つの活動ごとにキャッシュフローを求めることができます。

1. 営業活動によるキャッシュフロー
2. 投資活動によるキャッシュフロー
3. 財務活動によるキャッシュフロー

それぞれ説明します。

営業活動キャッシュフローとは
「本業によって生じた資金の増減を表します」

ここがプラスだと本業は問題ないです。
逆にマイナスであると会社経営がキツくなってきます。


投資活動キャッシュフローとは
「会社がどのくらい投資にお金を使ったかを表します」

ここがマイナスだと成長するために会社が投資をしたことを示します。逆にプラスだと会社が成長に対してお金を使ってないということがわかります。


財務活動キャッシュフローとは
「会社がどのように資金調達をしたかがわかります」

プラスだと設備投資などのために借入を増やしていることがわかります。マイナスだとお金を返済に充ててることがわかります。


キャッシュフロー計算書を作成するメリット

キャッシュフロー計算書は非上場企業には作成する義務はないですが、作成することで以下のメリットが得られます。

・いくら資金があるか把握できる
・資金調達を円滑にする
・倒産を防ぐ

会社経営というのは、売上を上げて毎年利益を出していれば会社は倒産しないと思ってる人が多いです。

事業を継続するための運転資金がショートすると会社は黒字でも倒産します。

会社を倒産させないためには、運転資金がいくらあれば事業が回るかを事前に把握して、資金を借りる必要があります。

そのために、非上場企業こそキャッシュフロー計算書の作成が必要不可欠です。


最後に

いかがでしたか?
今回はキャッシュフロー計算書について解説いたしました。

お忙しい中、ここまで読んでいただきありがとうございました!本当に感謝です!!

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