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碧雲荘|インテリアと本と珈琲


近くに住んでいたら毎日でも通いたい。
そう思える場所が大分県に増えてしまった。


大分旅行2日目。
宿にチェックインするまでの3時間弱を持て余していた私たちは、大分県在住の友人が事前に下調べしてくれていた雰囲気の良いカフェに向かうことにした。

レンタカーで砂利道の坂を上がってくると現れる一軒家。

それが碧雲荘だった。


連休の真ん中だったにも関わらず、訪れていたのは私たちだけ。
素敵な素敵なインテリアと、たくさんの本が置かれていた。

1階に3部屋と縁側廊下があって、どこでも自由にカフェの飲み物が飲めるようになっている。
2階はカフェ利用者限定で見学できるようになっていて、同じように素敵なインテリアで調和されていた。

「読書珈琲」を注文して、家中を見学。

美味しそうなメニュー達
グリーンとラタン
シックなモスグリーン
予約限定の応接室
縁側廊下
縁側廊下からの眺め
マッチした椅子と絵
線対称
外からの廊下縁側


少し急な階段を登って2階へ。

シックな赤と木目のダークブラウン
曲線と直線の手洗い場
三原色
動物と革
家にあったら嬉しい空間No.1
黒とイエロー
おいしそう
海と竹林
太宰治へのプレゼント


「珈琲ができたよ」と友達に呼ばれて1階へ降りる。

ズシンと重い大きいカップになみなみと注がれたこっくりとした珈琲、スイートポテトと芋羊羹の子供のような美味しいお菓子、庭で獲ったであろう葉っぱ。

読書をしながらゆっくりじっくり飲む用に、冷めても美味しく酸味が出づらいように淹れている「読書珈琲」

私が一番気に入った縁側廊下に持って行って、風を感じて読書しながらゆっくり飲んだ。

村田沙耶香『地球星人』


気づけば友人2人はすやすや寝ていて、1時間半経っていた。
宿のチェックインの時間が迫っていたので、後ろ髪を引かれながらも本を元の場所に戻して帰り支度をした。

「ご自由にどうぞ」されてしまった


今すぐにでも、もう一度行きたい碧雲荘。
近くに住んでいる方がこの上なく羨ましい。

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