秋音
2023年の初春に四国旅行に行ってきました。前半5日は一人旅、後半2日は友達と二人旅。文旦、モーニング、うどん、はまち漬け丼。
近くに住んでいたら毎日でも通いたい。 そう思える場所が大分県に増えてしまった。 大分旅行2日目。 宿にチェックインするまでの3時間弱を持て余していた私たちは、大分県在住の友人が事前に下調べしてくれていた雰囲気の良いカフェに向かうことにした。 レンタカーで砂利道の坂を上がってくると現れる一軒家。 それが碧雲荘だった。 連休の真ん中だったにも関わらず、訪れていたのは私たちだけ。 素敵な素敵なインテリアと、たくさんの本が置かれていた。 1階に3部屋と縁側廊下があって、どこ
【次回出勤時に確認お願いします】 文頭についている気遣いの一文は何の効力も持たない。 現在私が働いている部署はシフト制なので、私が休みの日に誰かが働いているし、私が働いている日に誰かが休んでいる。 休日にグループチャットが動きまくるのはもちろんのこと、個人チャットやメンションも遠慮ない。 でもそれは仕方ない、送り主は働いているのだから。 一番厄介なのは、休日でもチャットを確認して返信してくる上司や同僚。 かくいう私もその一人なので文句は言えない。 「休日でも返信してく
自分の心なのに、自分が一番理解していない。 なんて難しいんだ。 大切なものを手放す決意をした。 そしてその決意を伝えた。 でも結局手放さなかった。 自分の将来がどうとか、相手の将来がどうとか、今考えたところで何も分からない。 明日には病気になっているかもしれないし、大地震がくるかもしれない。 でも、それでもやっぱり未来に目を向けてあれやこれやと思いを巡らせてしまう。 理性で無理やり決断したとしても、ふとした時に心が思い出してしまう。 「エバーフレッシュに初めて花が咲いた
実家からの仕送りの段ボール。 緩衝材かといわんばかりに毎回隙間に入っているはっさく。 近所の家で沢山獲れたものをお裾分けで頂くらしく私に消費を手伝ってほしいとのこと。 酸味強めで甘さ控えめのお味。 そのまま食べるよりも、ヨーグルトに乗せたり、凍らせてお酒に入れたりして楽しんでいた。 でも、手で剥くのがめんどくさい。 ひたすらにめんどくさい。 休日の気が向いた時にはっさくと向き合い、一時間格闘した後の成果物は四個分の実と大量の皮と薄皮。 そんなこんなで十個ほどのはっさく
朝7時40分。 マンションの階段を駆け降りて家を出る。 駅までのいつもの道を足早に歩く。 カーブを曲がると道の脇のスペースに袴を着た2人の女性の後ろ姿と、正面から写真を撮るお母さんと思われる女性。 今日はどこかの大学の卒業式なのかな、と頭に浮かぶ。 信号待ちをしていると横から別のオレンジ色の袴の女の子が歩いてきた。道路の向こう側で同じように袴を着ている女の子に恥ずかしそうに誇らしそうに何回も手を振っていた。 そう、女の子。小学生。 そうか、近所の小学校の卒業式か。
「愛してる」という言葉、人生で何回言っただろう。 これから何回言うのだろう? 計3回音楽フェスに行った2023年、締めくくりはCOUNTDOWN JAPAN2324でした。 単独ライブには積極的に行かないようなアーティストも、生で聴くことができるからフェスは大好き。 ちゃんみな、緑黄色社会、マカロニえんぴつ... ゆっくり座ってお酒を飲みながらCreepy Nutsを見るという念願の夢が叶って嬉しかったし、一曲だけ聴いて出ようと思っていたAwichはあまりの迫力とぶち
美味しいものいっぱい中華街。 小籠包とかダージーパイとか角煮まんとか。 でも、あったか〜い中国茶が一番美味しかった! その日のメインは赤れんが倉庫のクリスマスマーケット。暗くなるのを待とうということで、15時過ぎに中華街へ。 まずはストロー付きの大きい小籠包、大籠包(?)で小腹を満たす。美味しい! ほどよく塩分を摂取して、朝からほとんど水分を摂っていなかった私は、あたたかいお茶が飲みたくて仕方なくなった。 ここは中華街。どこかに必ず中国茶をテイクアウトできるお店があるは
まず、何も躊躇わずに「親友」という言葉を使うことができる関係性がなによりも尊い。 そして、そんな親友の結婚式は幸せいっぱいのふわふわ空間だった。 10年くらい前に親戚の結婚式に出席して以来、結婚式というものからは縁遠かった私。 自分でパーティードレスを選ぶのも、ご祝儀を包むのも初めてだった。 それまでの寒さが嘘のように、暖かく晴れた日。 上着を羽織らず浦和の会場まで電車に揺られて行った。 会場に着くと高校時代の友達がずらり。 みんな全然変わっていない。 式の前に新婦に
11月にお迎えしてから早1ヶ月。 フェイクグリーンではなくて生きている植物にするのは少し勇気が必要だった。 枯らさないか、きちんと水をあげられるか、飽きちゃわないか。 ...いまのところ、そんな不安は要らなかったと思う。 冬なので控えめに、まだ3回しかお水をあげていない。 本当はたくさんお世話したいから、お水もたくさんあげたいけど、逆に元気がなくなっちゃうから葉水を少々で我慢。 せっかくなので少しでも生命を感じたくてエバーフレッシュにした。 夜になると葉っぱが閉じてし
コロナに罹って発症してしまった。 喉の違和感は、クーラー直撃で寝たせいだと思っていたけれどコロナの症状だったらしい。 倦怠感と食欲の無さをうっすら感じていた日。 寝て起きると明らかに熱がある。 幸か不幸か長期連休の2日目だったので、ゼリーとかポカリとかプリンを買い込んで巣籠もり開始。 熱を測って軽く昼寝をして抗原検査をすると、陽性を示す「T」のところにくっきり濃いライン。 水とポカリをたくさん飲んで、親にLINEをしてもう一度寝る。 ピンポーン 何だろうと思いな
久しぶりに連続ドラマにハマって、4月期は4作追いかけていた。 その中でもこれ。 私はCreepy Nutsが好きだ。 2017年。 大学生の時に部活の同期内でMCバトルを観ることが大流行。 毎日のようにスマホの小さい画面に2、3人で集まって動画を観ていた。 当時、フリースタイルダンジョンというMCバトルの番組がテレビ放映されているくらいには世の中的にも流行っていたと思う。 圧倒的な王者だったR指定も番組に出ていた。 これが私のCreepy Nutsの入口だった。
雨の三越前駅。 高校時代からの友達のミナコとカフェに行く予定なので駅前にて待ち合わせ。 ミナコは今年の4月に新卒から勤めていた会社を退職して、フリーランスになった。 退職後すぐに海外に行っていたのでなかなかタイミングが合わなかったけれど、やっと会える。 私にお土産を買ってきてくれたらしい。 旅先で自分のことを思い出してくれるというのは何とも嬉しい。 「電車の遅延で少し遅れそう」というミナコからの連絡に「全然だいじょうぶ」と返信していると、女性が1人近づいてきてスマホを
またまた仕事の話。 私が遅番の時に、一緒に締め作業をする女性のパートさん。 その人と作業をする頻度は週に2回くらいで、最初は職場の人間関係についてとか、天気についてとか他愛もない雑談をしていた。 「ああ~、帰ったらお酒飲もう~」 なかなか作業が終わらなかったある日、私が伸びをしながら言うと、「家でお酒飲むの?」と聞いてきてくれた。 日本酒とハイボールが好きだけど最近は梅酒のソーダ割りばかり飲んでいること、お酒の種類がたくさんあって安い業務スーパーが近所にあって便利なこ
駅のホームに向かいながら、ワイヤレスのイヤホンを耳に挿した時に、いつも聞こえるポロンッという接続音が鳴らなかったことに軽い違和感は覚えていた。 イヤホンケースをしまいつつ、音楽を再生するためにバックの中からスマホを取り出そうとしたけれど見つからない。 上着のポケット、ジーパンの後ろポケット、横ポケット、サブバックの中、最後にもう一度バッグの中をゴソゴソと高速で探したけれど、やはり無い。 「さっき降りた車の中に忘れてきたんだ。」 0.5秒くらい思考してから、たまたま数メ
夜ご飯にサラダを食べることにハマった。 ベースはレタスときゅうりとわかめとツナ。 それ以外の具材は、気分とスーパーの値段で決める。 主に選ばれるのがトマトと新玉ねぎと豆腐。 レアキャラでサラダ豆とかが選ばれる。 朝なかなか起きることができないので、どうしても朝ごはんが適当になってしまって。 お昼ご飯もおむすびかパンが多くて炭水化物祭り。 せめて夜ご飯だけは、と思って野菜を食べるようにしたら体調もすこし良くなった気がするし、何より健康的なので罪悪感がなくて良い。 高知
「4月からこっちに引っ越してきたんだよ。」 久しぶりに会うナカジマくんは変わらず飄々としていて懐かしい気持ちになった。 札幌時代の友人3人との飲み会。 東京駅構内の中華料理屋で他の2人の到着を待っている間にナカジマくんとお互いの近況報告をした。 彼は大学時代にウイスキーの魅力にどっぷりハマって、一人暮らしの8畳間に自作のバーカウンターを作り、収集したウイスキーの瓶をずらりと並べていた。 当時よく一緒にいたメンバーで、バーカウンター目当てで家に押しかけてはナカジマくんが