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事例紹介/広報&採用担当者のための「ブランディング」から始める広報のススメとは?

こんにちは。
坂彬光制作事務所の坂(さか)です。


昨年、実績紹介し忘れていたものです。


2023年10月25日、「広報活動をどう推進しようか?」と日々奮闘されている福祉業界の担当者向けに実践型研修プログラムを京都府社会福祉協議会さまと共に開催しました。


僕自身、ご縁を頂いた時、たまたまなのか、必然なのか、以下のような相談が少しずつ増えてきていたタイミングでした。


●「全社横断でブランディング推進したい」
●「社内メンバーを齟齬なくどう巻き込んだら?」
●「そもそもの全社でやる必要性ってなんだろ?」


とまあ担当者ベースからすると「そもそもの必要性って?なんで今のタイミングに必要があるの?」という所から、スタート地点に立てるまでが実は長い道のり。


僕も自社事業で取り組んだリブランディング後に頂いた研修相談。よし、いっちょやったるか!って流れで進めていく事になりました。


■研修の背景

近年、福祉業界ではSNSを活用した広報活動が多く展開されています。


そんな中で職員自身が楽しみながら、広報活動を継続していくための視点やスキルを学ぶことを目的とした研修を実施します。


本研修では、講義にて広報活動・ブランディングとは何かを学び、グループワークを通じて、実際に広報企画を立てるプログラムです。


■研修の概要

「広報担当者のための「ブランディング」から始める広報のススメとは?」-あなたが広報担当者になって考えるシミュレーション研修-で、ブランディングを起点とした広報を体系的に学べるような座学とシュミレーション実践ができるようなプログラムです。


●主な対象者

◎普段の広報活動を見直したい方
◎これから広報担当になる方


●参加人数

約36名


●開催日時&場所

日時:2023年10月25日(水)10:30~16:30
場所:こどもみらい館 第1研修室


■研修の所感

午前中は座学、午後は実践研修(ワークショップ)中心に。午前中は参加者同士も少し固い印象でしたが、徐々にその緊張と不安の糸が時間の経過と共に解きほぐれていきました。



きっかけは前半戦終わりごろの「先生が説明して下さった理論を自社に置き換えて考えてますが、何からどう考えて進めたらいいでしょうか?」という参加者の質問から。


そりゃそうだ、一気にインプットのシャワーを浴びたら理解するまでに時間もかかります。



まるで今まで浮き輪付きでプールで泳いでたのに、浮き輪なしに、大自然の海に落とされたような状態へ。


でも、実際の現場の広報担当者は


●ブランディングとは何か?
●ブランディングと広報活動のつながりとは?
●うちの事業で大事にしてることって?
●何を目指してやってるんだっけ?
●自社事業から広報企画に結びつけるなら?
・・・
「わ〜どないしたら〜(混乱)」


そう、これが1番リアル。カオスな状態から始まるのだと思います。


それをより理解しやすくソフトランディングしてくれたのが、今回実践者報告で事業紹介や共有にゲスト協力してくれた「鈴木健史」くん。最高のセッションをありがとう。



まさにそのシュミレーションの場を「参加者全員が、担当者となって、経験して貰えるように。」あえて(いい意味で)海に突き落とされる所からシュミレーション体験してもらいました。経験学習サイクル(※)を回すために。


(※)経験学習サイクルとは?
ある経験を通じて学んだ知識・技術を次の経験に活かすプロセスのことです。

下記引用:「経験学習」のサイクルを組織に取り込むためには



そのあと時間と共に僕や鈴木さんから解説を入れることがなくなっていき、参加者自身たちが、当事者となって各グループのメンバーが対話が動き出す様に。


しかも個人個人ではなく、チームメンバーで助け合いながら一緒に。これがまさに「共創」の場なんだろうとこちらまで嬉しくなりました。


「チーム内で目指すビジョンが見えた瞬間、人は自ずと動き出す。気づくと動き出したくなるんだな」と。


それを促進したり、伴走することができたのであれば、この場の僕の役割は全うできたのだろうと思います。ぜひ、この感覚が残っているうちに自社へ持って帰って取り組んで貰えれば本望です。


それでもなかなか推進力が生まれない、外部の力を借りたい。


もし、そんな時に僕や僕の関わるチームを思い出して頂ければ幸いです。


■参加者の声


■関係者

主催:社会福祉法人京都府社会福祉協議会
研修設計・ファシリテーション:坂彬光制作事務所 坂 彬光
実践報告・ゲスト講師:一般社団法人 暮らしランプ 鈴木健史

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