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DDD(Digital Detox Day)  デジタルデトックスが6時間で終了した話

デジタルデトックスにチャレンジした話。

デジタル機器を遮断することについて、私は以下のような思いを抱いていた。

1日ぐらいダメだろうか。いや、できれば3日くらい。願わくば一週間。スマホもパソコンも電源を落として、機械も人間もみんな一斉に休むという日を設けたい。

これを書いているとき、物凄く軽快なタッチでキーボードを叩いていたのだ。容易に実現できる話として。しかし、これがいかに壮大な夢物語かということを、きのう思い知ったのだった。

結果として、6時間しかデジタル機器を遮断できなかった。

というのも、翌日にお友達とのちょっとした会合を予定していて、それについてメッセージを送っていたから、「何らかの返信をもらっているかも」と気が気でならなかったのだ。
作戦負けである。だけど、人様に迷惑をかけてまでDDDを貫くことはない。信条より友情だ。

夜の9時頃にスマホの電源をONにした。案の定、翌日の件でLINEが届いていたので、「ああ、スマホの電源を入れてよかった」と安堵した。しかも2人ともnoteを読んでくれていて、「今日はDDDなんだね」との文言も添えてくれていた。

「6時間しかデトックスできなかったわ〜」とこぼしたら、「うん、難しいよね」という返事。
翌日の会合でも、「デジタル機器から離れるのって本当に難しいよね」「大人がこうなのだから、子どもが自発的に抑制できるはずがない」と、話は子育て論にまで発展していったのだった。

プチ断食をした時の感覚を思い出した

たった6時間のデジタルデトックスだったけど、それでも発見があった。
●「承認欲求」という言葉が言われて久しい。常に脳内のアンテナが「承認」を欲しているような感覚があることに気付いた。「今はスマホもパソコンも電源が入っていない」と自分に言い聞かせることで、「スマホをつい手にとる」行動を抑え込んだ。
●夕食を準備中にとあるレシピが必要になり、スマホで調べたかったが、思い出すように努めた。どうしたら上手く調理できるだろうかと「思考」したのは久しぶり。スマホで即答を得て、正解に向かって一直線で調理するより、「どんな料理になるのやら」と思考しながら調理をする方が、より面白みがあると感じた。
●「パソコンの電源が入っていない」と認識することで、「毎日note」を書くためにフラリとパソコンに立ち寄ることがなくなった。家事や子どもの相手に集中できた。
※私のパソコンは、キッチンのかたすみに設置してあります。
●6時間後には、頭が少しスッキリしている感覚があった。20年くらい前に「プチ断食」をした時、体の力が抜けて自然と眠くなり、とても気分が良かったことを思い出した。その時の感覚に、よく似ている。

次回は、もっとしっかり作戦を練って、デジタルデトックスデイを文字通り「1日」敢行したいです。

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