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自分の生存戦略を知る〜しあわせな今を生きるために

自分の戦略を知るとどうなる?

生きていく上で自分の
無意識の戦略を知ることは
とても大事なことだとおもう。

それは、なぜか?

結論から言えば、それを知ることで
自分がどんなことにストレスを感じ
どんなことに心地よさを感じるのか、
自分がどんなことに力を発揮して
いけば良いかが見えてくるから。

当たり前だけれど、人生が自分次第になり
幸せを感じやすくなる。

過去の自分の戦略とは

わたしがそう思うのは
他でもなく、自分の経験から。

数年前までのわたしは自分の周りの空間や人、
すべてが溶け合うように境界がなく
場の空気に圧倒され人の感情を受けて
振り回されていた。

その方が楽だった。
受け身で良いから考えずに済んだ。

・・・

生きているだけで
怒涛のように流れてくる
情報刺激に
どう対処するのか。

・・・

戦略はこうだ。

自分を強固に固めて守り
刺激を受け取らない。

→人の名前や場所を覚えられない
 人の話を大幅にカットして聞く

自分をなくして
外側と溶け合うように流される。

→人の意図の流れを感じやすい
 共感しやすい=影響も受けやすい

見て見ぬふりをする受け流す。
 →自分の感情に蓋をする

ごく一部だけれどそんな方法でしか、
自分を守れなかった。
それが悪いのではなく自覚がなかったのだ。

守ると言うと良い言葉に聞こえるけれど
それは単に自分に関心を向けずに
やり過ごしていただけとも言える。

わたしの刺激に対する反応速度は、
あまりにも早く、人には感じられない微細な
意識の変化で反応する。
( 奥住 啓祐 さんSR touchにて知る)

それがデフォルトにあるため、集団の
中で生きづらいとも言える。

感覚の繊細さは弱さではない

でも、わたしはその繊細さを今現在、
自分の弱さだけとは考えていない。


昨今の繊細さんブーム?で感覚の話をすると、
「繊細さん=生きづらいから分かって!」
というアピールイメージがつきまとう
のもやめてほしい。

事実、そうであるとしか言いようはなく
何ともやりにくい。
他者との違いを聞いてアピールだと
感じる人は、何に拒否があるのか?
自分の特別になりたいという承認欲求を
認めるのが一番手っ取り早い。

わたしは認めたよ。

ただ、昔は無意識に被害者意識を伴って
いたことも自覚がある。
それがあるか無いかで、伝わり方が
異なることは頷ける。


でも、その繊細さは確かに弱さでも
あるけれども、メリットも多いのだ。

だから、自らそれを選んでいる。そう思う。
自分で選んでいるのだから、何も
言い訳はできない。

何も考えず、即座に反応して動く方が
楽なのだ。そうすれば、技能や知識の習得、
人とのコミュニケーション、大概やれば
上手くできてしまう。


それは、わたしの強みであり、
その側面を失くす必要はない。

自分を崩さず感覚をひらく

でも、その自分にとって当たり前の
やり方が無防備に自分を崩すことに
なっていることを知らなかった。

そして、それは自分に敬意がないだけ
ではなく、同時に相手にも敬意がない
ということに気づいていなかった。


自分という存在を譲らず置きながら、
感覚を最大限にひらき受け取る

その上で他者とのかかわりで
気を逸らさず、また没入もせず、
俯瞰をしながら自分を含めた互いが
どんな人なのかを知り、その中で
互いの動きが生まれていくことを
ようやく知れるようになった。

すると、どんな人と一緒にいたいか
どんな人と仕事をすると心地よいか
も感じられるようになってくる。

これには、身体を使いながら
意識の訓練を重ねる必要があった。
氣功のおかげで知ることができるように
なってきたのだと思う。

もっと早くに知りたかったけれど
これも自分のタイミングなのだろう。

選択できる自分になる

それでも、もとあるわたしの性質
とも言える反応速度の速さは
何も変わらない。

一つ言えることは、
自分次第で、素早く察知して動く自分、
自分をおいて揺るがない自分、
またそれ以外でも、
どの自分でいるかを選べる
ようになった、つまり選択が
できるようになったということ。


《戦略を知れば、選択できる自分になる》


諦めずに自分に問いかけ、知ることは
痛みを伴うけれども、それすら超えて
おもしろくて仕方なくなる。

自分のその変態的な好奇心は
否定できないけれど、人生楽しむには
やっぱり必要だと思う。

それに、自分の些細な変化に気づくことで、
自分の未来に確信をもてる。
絶対に楽しく豊かでしかないのだから。

恐れずに楽しんで【感覚をひらく】こと
自分の術を知ることをおすすめしたい。

この文章を読んでどれだけの人に
どのように伝わるのか
分からないけれど
読んでくれてありがとう。


WRITER Akiko Hagino


インタビューサイト

「わたしたちはどう生きたいのか
 どう死にたいのか」
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